再整備が決まっている王子公園で、ひと足早く「王子プール」の解体工事が始まりました。
神戸市灘区青谷町1-1
1960年にできた王子プールは、屋外に25m・50m・幼児用プールの3つがあり、住民から惜しまれながらも今夏で営業を終了しました。
10月末から解体工事がスタート。現在は、白い仮囲いが敷地を覆うように設置されています。
中の様子はまったく分かりませんが、ガタガタ・ゴトゴトという工事の音が外まで鳴り響いていました。
工事前の調査で、王子プールの施設の一部に「アスベスト」が含まれていることが確認されたため、まずはその除去作業が行われています。
このアスベストは今までの施設利用には問題のないものだったそうですが、解体するときは飛散がないよう注意が必要になります。
アスベスト除去作業をする場所とそれ以外を隔離養生した上で、集じん装置付の機材などを使って工事が進められていくようです。この除去作業は12月下旬頃まで行われるんだそう。
王子公園では、今後「王子プール」以外にも「テニスコート」や「弓道場」「相撲場」「登山研修所」「補助競技場」、動物園の「北獣舎」などの解体が予定されています。
現在は、リニューアル後に「大学」と「動物園」などになるところ以外のエリアを解体から設計・施工まで担う事業者を選定する段階です。
落札した事業者の発表は「2025年2月」の予定なので、来年中には他のエリアでも工事が始まるかもしれませんね。
かな
観葉植物ペペロミアホープの日々の成長を見て癒されています。
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