「エスニック料理」と聞くと、タイ・ベトナム・マレーシアなど「東南アジア料理」をイメージする人が多いんじゃないでしょうか。
実は「エスニック」は「民族風」という意味で、広い意味では世界中の国々の文化を指すんです。
今回は、神戸で世界旅行気分!アジア・南米を中心に、世界中のエスニック料理が楽しめるお店を「7店」ご紹介します。
もくじ
● 【トルコ】Murat(三宮)
● 【ジャマイカ】レストラン&バー ジャマイカ―ナ(三宮)
● 【チリ】グラン・ミカエラ・イ・ダゴ(三宮)
● 【ブラジル】コパカバーナ(三宮)
● 【トルコ】イスタンブール(三宮)
● 【ハラール】Ali’s Halal Kitchen(北野)
● 【ハラール】兵庫ハラールレストラン(新神戸)
画像:Instagramより(@fy.travelcat)
三宮・東門街の南入口近くにある『Murat(ムラート)』では、世界3大料理のひとつ「トルコ料理」が味わえるお店です。
異国情緒あふれる店内では、トルコ人オーナーシェフが作る本場のトルコ料理・ビールやワインなどトルコのお酒などを楽しむことができます。
中華の影響を受けていたりと、東西の食文化が混ざったトルコ料理。
香辛料がたくさん使われているものの、辛いものはあまり多くなく、全体的にマイルドな味わいは日本人の舌によく合うそうです。
画像:Instagramより(@louise_ys19)
土日祝限定のランチ(11:30~14:30)には「日替わりランチ(1,188円)」やトルコの肉団子「キョフテランチ(1,518円)」、前菜とミックスケバブが楽しめる「スペシャルケバブランチ(2,178円)」などが用意されています。
夜は「シシケバブ(1540円)」など聞きなじみのあるものから、「サチカブルマ(1,320円)」や「マントゥ(1,265円)」など聞いたことのない料理まで。
スパイシーでもどこか親しみやすい味なので、トルコ料理初挑戦の人でも楽しめるんじゃないでしょうか。
住所
神戸市中央区中山手通1-4-5【MAP】
営業時間
17:00~21:30(土日はランチタイムあり)※日曜日は20:00まで
定休日
月曜日
◆関連リンク
・Murat – 公式サイト
画像:Instagramより(@kobe_wg)
北野坂にある『レストラン&バー ジャマイカ―ナ』では、日本で食べられるところの多くない本場の「ジャマイカ料理」が楽しめます。
オーナーシェフのノエルさんは、バンド「The Pitiful Souls」のメンバーという元・ミュージシャン。
なんと、ビートルズやスティーヴィー・ワンダーとも共演したことがあるそうです。
画像:Instagramより(@niyansono)
土日祝限定のランチ(11:30~14:00)では、日本では手に入らないジャマイカのスパイスを使った「ジャークチキン(1,150円)」や、ジャマイカの代表料理ともいえる「アキーアンドソルトフィッシュ(1,650円)」などが用意されています。
ジャマイカではポピュラーな「アキー」は、スクランブルエッグのような見た目&不思議な食感のフルーツ。
日本ではほとんど食べられるところのないレア食材なんだそうです。
国内のジャマイカ料理店のなかでも結構有名なので、県外から訪れる人もいるみたいですよ。
住所
神戸市中央区中山手通1-22-27【MAP】
営業時間
17:30~0:00(土日はランチタイムあり)
定休日
月曜日
◆関連リンク
・レストラン&バー ジャマイカ―ナ – 公式サイト
画像:Instagramより(@academiadetangoelporteno)
ハンター坂沿いにある『グラン・ミカエラ・イ・ダゴ』は、1974年創業「関西唯一」のチリ料理店です。
南米の味を求めて、サッカーの王様「ペレ」や「マラドーナ」なども来店したことがあるんだとか。
1993年には「神戸にプロサッカーチームを作る市民の会」事務所を店内に設立し、『ヴィッセル神戸 発祥の地』ともなったそうです。
店内は家庭的な雰囲気で、テラス席にはソファも設置されています。
画像:公式Instagramより
チリはスペインの植民地だったので、地中海風な味付け(トマトやオリーブオイル)が中心となっています。
海鮮を使った料理も多く、特製「具沢山パエリア」は人気メニューのひとつです。
チリのソウルフード「エンパナーダ(牛肉のパイ包み)」や「牛肉のポットロースト(煮込み)」など、家庭料理からチリの代表的な料理まで楽しめるそう。
日本に数えられるほどしかない、歴史ある「チリ料理」のお店。日本人に馴染みのある味付けも多いので、試してみやすいんじゃないでしょうか。
住所
神戸市中央区中山手通2-13-8
営業時間
17:30~22:00
定休日
火曜日
◆関連リンク
・Gran Micaela y Dago グラン ミカエラ イ ダゴ – 公式サイト
画像:Instagramより(@nusabrasil)
トアイーストにある『コパカバーナ』は、ブラジル・リオデジャネイロ出身のママが作る本格ブラジル料理が楽しめるレストランです。
読売・日テレ系の情報番組「朝生ワイド す・またん!」の準レギュラーでもあるママ「バヌーザ・サンチアゴ」さんは、リオのカーニバルで優勝したこともある「サンバ」のトップダンサー。
例年「神戸まつり」などにも参加していたそうなので、見たことがある人も結構いるんじゃないでしょうか。
「パーティープラン」では、なんと実際に「サンバショー」を観ることができるみたいですよ。
広大なブラジルには地域によって独自の食文化があり、こちらでは大都市「リオデジャネイロ」の料理が中心となって提供されています。
人気メニューには、”アマゾンの元気料理”「ワニ肉のフライ(1800円)」や「ヤシの芽と赤カブのサラダ(800円)」などがラインナップ。
なかなか普通のお店では出会えない食材が多そうです。
ほかにもブラジルの代表的な料理「フェイジョアダ(1500円)」や「バナナのピザ(1000円)」など、南米らしい料理も揃っています。
カウンター席もあり、少人数でも十分ににぎやかな雰囲気を味わえるんじゃないでしょうか。
住所
神戸市中央区下山手通2-4-13【MAP】
営業時間
19:00~0:00
定休日
日曜日
◆関連リンク
・Copa Cabana Brazilian Restaurant – 公式サイト
トアイースト「神戸サウナ」のすぐ近くにある『イスタンブール』は、異国情緒あふれる洞窟ホテル風の店内で、世界三大料理のひとつ「トルコ料理」が楽しめるお店です。
飲食店街のなかの細い階段を上った2階にありますが、店内は入口からは想像できないほど広々とした空間。
白と青を基調とした店内では、オリーブオイル・豆・野菜・ヨーグルト・肉などをたっぷり使ったヘルシーな料理や、ハラールメニュー、トルコスイーツなどが提供されます。
月1回、本場の「ベリーダンス」が楽しめるショーが開催されているみたいですよ。
画像:Instagramより(@tadanoaya)
羊肉をじっくり焼き上げた「シシュケバブ」がおすすめなんだそうです。
前菜やチキンケバブ、トルコのお菓子「ロクム」などいろいろ楽しめる『レディースセット(2,980円)』などもあるので、女子会にもぴったり。
ランチは事前予約のみで、「ドネルサンドランチ(980円)」や、ケバブのせご飯「ピラフウストゥランチ(1,380円)」など手軽なメニューが用意されています。
しっかりご飯を食べたいときから、チャイとお菓子でデザートタイムなど、幅広い使い方ができそうですね。
住所
神戸市中央区北長狭通2-9-5【MAP】
営業時間
12:00~15:00(要予約)/17:30~23:30
定休日
なし
◆関連リンク
・Turkish Restaurant Cafe Istanbul – Instagram
画像:Instagramより(@naoki.hashimoto.1420354)
北野エリアにある『Ali’s Halal Kitchen』では、すべてハラールフードの「パキスタン料理」が楽しめます。
同じく北野にあるパキスタン料理店「ナーンイン」から独立したシェフのお店なんだそう。
アットホームな店内では、日本風にアレンジされていない、パキスタンで作っていた味そのままの料理が提供されています。
画像:Instagramより(@bakusyoku_nikki)
人気メニューは「マトンビリヤニ」。パラっとした食感のバスマティライスに、マトンやじゃがいもがゴロゴロと入っています。
ランチメニューでは、チキンカレーにバスマティライス・ナン・サモサがついた「Aセット(900円)」、マトンマサラカレー or 野菜カレーから選べて、さらにシシケバブ・マライティカがついた「Bセット(1200円)」、さらにカレーが2種類選べる「アリズスペシャルセット(1500円)」が楽しめます。
ほかにもスパイス炊き込みご飯「プラオ」、シチュー料理「ハリーム」、煮込み料理「ニハリ」など、よく見かけるインド・パキスタン料理屋さんではなかな目にしないメニューも。
現地の味そのままのビリヤニなどを、お手頃に試してみたい人はぜひ。
住所
神戸市中央区中山手通1-20-14【MAP】
営業時間
11:00~22:00
定休日
不定休
◆関連リンク
・ALI’S HALAL KITCHEN – Instagram
画像:Instagramより(@ashiyamichio)
JR新神戸駅から徒歩7分、生田川近く「国体道路」沿いにある『兵庫ハラールレストラン』は、パキスタン料理を中心としたハラール料理が楽しめるお店です。
ランチ・ディナーともにメニューは「ビュッフェ」のみ。本格的なハラール料理が「1400円」という破格で食べ放題になります。
近くにあるスパイスショップやモスクなどを運営するオーナーが、国際交流の一環として作ったお店なんだとか。
画像:Instagramより(@dan5o_yasan)
日替わりのカレーが数種類、ビリヤニ、パスタやサラダ、デザートなど、全部で5~6種類の料理が並びます。
ビュッフェにも関わらず、ナンはその都度焼きたてを提供してもらえるみたい。
ガッツリ骨付き肉がごろごろ入ってる「ビリヤニ」などが人気のようです。
神戸の中心地からは少し外れたところにありますが、スパイスの効いたものをお腹いっぱい食べたい!という人にはぴったりなんじゃないでしょうか。
住所
神戸市中央区神若通6-2-13【MAP】
営業時間
11:30~14:00/17:30~21:00
定休日
月曜日
◆関連リンク
・兵庫ハラールレストラン – 食べログ
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ふうか
基本どこへ行くのも徒歩で移動します。
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