神戸市が食品ロス削減に向けた取り組みを始めてる。フードシェアリングサービス『TABETE』や市内パン事業者と連携

神戸市と、フードシェアリングサービス『TABETE』の連携事業が2020年4月1日から2022年3月31日まで実施されます。

『TABETE』はスマホアプリ(iPhone版 / Android版)などを利用して、食品が余っているのに閉店時間が迫っていたり予約の当日キャンセルが出たりした飲食店などの食品を、割安でテイクアウトできるサービス。

この連携には「株式会社ケルン」「株式会社イスズベーカリー」「株式会社原田パン」の3社も賛同し、「食品ロス削減」と「ビジネス」の両立に共同で取り組んでいくそう。

協定の取り組み
(1)飲食店等における「食品ロス」削減の取組みを相互に推進
神戸市の食品ロス削減協力店制度『goodbye food loss,KOBE』と『TABETE』の連携による取り組みの認知向上と、参加する店舗・利用者の拡大を目指す。
(2)「市民・事業者対象セミナー」の開催
食品ロスの削減を推進する事例紹介などをテーマとするセミナーを共同で開催し、食品ロスに対する意識向上などを図る。
(3)市民のエコアクションの促進
環境にやさしい行動でポイントが貯まるアプリ「イイことぐるぐる(iPhone版/Android版)」の対象メニューに、「TABETE」の利用を追加するなど相互にPRを行う。
(4)市内学生の起業・経営マインド育成
市内大学等と連携して「シェアリングエコノミー」をテーマにした講演会を開催。取組みの第1弾として傘のシェアリングサービス「アイカサ」を活用した事業との連携も行う。

「アイカサ」の取り組みは、こちらに紹介しています。

関西初の傘のシェアリングサービス『アイカサ』が始まるみたい。阪神電車の39駅49か所と神戸市内各所に

2020年3月10日

問い合わせ
神戸市 企画調整局つなぐ課 
TEL : 078-322-6320
メール : tunagu@office.city.kobe.lg.jp

市・事業者・市民が一丸となって食品ロスの削減に貢献できる取り組み。新型コロナウイルスによる食品事業者への想定外の影響が深刻になっているこんな時だからこそ、より助け合いの大切さを感じられます。

参加店舗は拡大されていくそうなので、ぜひ活用していきたいサービスです。

◆関連リンク
goodbye food loss,KOBE – 公式サイト
TABETE – 公式サイト

 

この記事を書いた人

ユカコ

気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。

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