平磯海づり公園の釣台付近は水深約5〜6m。写真ではわかりませんが魚の姿がチラチラと見えています。逆にいえば魚からも人間の姿が見えているみたいで、あまり身を乗り出さない方がいいとのこと。
その後、何匹か釣れましたが、4時間もあると喉が渇いたり、トイレに行ったり、他の人の釣れ具合が気になったりします。というわけで、リサーチがてら少し歩いてみることにしました。
すると、めちゃくちゃ竿がしなっている男性を発見! これはただ事ではないと思い、怪しげに接近。
竿の長さも太さもレンタルとは大違い。というか、タモをそばに置いている時点でそもそもの狙いが違います。
大きな引きの正体は50cmオーバーのコブダイ。近くにいた方がタモですくい、無事に釣り上げられました。この季節は結構釣れるそうです。それにしても大きい!
当然、持ち帰って食べるのかと思ったら好みではないらしく、写真を撮った後は海にリリースされていました。さらっとそういうことができる人、カッコいいです。
ちなみに売店の入口前にある台にはメジャーがあって、魚のサイズを計ることができます。釣台からは少し離れていますが、大物を釣り上げた人には嬉しいかもしれません。
一度で良いので、サイズが気になるくらいのオオモノを釣ってみたい。
また、園内には魚をさばくための調理台もあります。釣台中央監視詰所の前で、案内マップの8番あたり。台の上にはウロコ取りやまな板も用意されてました。
平磯海づり公園の公式サイトでは「釣果情報」を日々公開していて、いつ、どこで、どんな魚が、どんなエサと仕掛で釣れたのかを知ることができます。
日時や気温、潮の流れなどかなり細かいコンディションまで記載されているので、事前にチェックしてみると良いかもしれません。釣りは、道具か腕かエサか。いや経験か。
現地にはこんな注意書きも貼られていました。平磯海づり公園に限らず、海にはいろんな毒を持った魚がいます。できれば事前に危険な魚のことは知っておいた方がいいですし、軍手やタオルなどを持参しておくと、より安心かと。
神戸ジャーナル 編集部
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