淡路島や明石海峡大橋を眺めながら釣りが楽しめる『神戸市立平磯海づり公園』。市街地からすぐの場所で、公営の施設ながら売店や竿のレンタルなども充実しているということで、何も持たずにぶらっと行ってきました。
この辺りは潮の流れが早く、プランクトンや魚の出入りの多い「潮通しが良い」場所であるため、大小さまざまな種類の魚が生息しているそうです。
台風の影響で2018年から閉鎖している同じ神戸市立の『須磨海づり公園』は現在も再開に向けて動いているようですが、こちらはその姉妹施設になります。
神戸市垂水区平磯1-1-66
最寄の山陽電鉄「東垂水駅」からは徒歩約3分。改札口からつながっている橋を渡って南へ出ると、公園エリアがあります。
あちこちに標識があるので、まず迷うことはありません。JR神戸線の「垂水駅」からは徒歩約12分。いずれにしても駅からは近い印象です。
海づり公園の入口。ここから先は有料エリアになります。パッと見は車専用の入口みたいですが、徒歩の人もここから入ります。小屋の中の係りの人がいるので入園料を払いましょう。
入場料
大人(16歳以上)1,000円/小人(6歳以上16歳未満)600円/6歳未満は無料。
※見学のみの場合は入園料 大人200円/小人100円。
基本料金は4時間で大人(16歳以上)1,000円、小人(6歳以上16歳未満)600円。それを超えると割増料金が1時間ごとに250円(小人は150円)かかります。
釣りをしない人は入園料(大人200円、小人100円)を支払えば見学可能。緑の釣り券ケースは帰るときに返却が必要です。
園内のレイアウトはこんな感じ。入口は10番と11番の間ぐらいで、売店は真ん中あたりにあります。東西に長く、自販機や日よけテントが等間隔に配置されてました。日差しの強い日や夏場は特に助かりそうです。
釣りをする「釣台」は堤防の向こう側にあるので、階段を使って移動します。案内マップの通り、階段は園内に4ヶ所あります。
堤防の海側が釣り場で、長さは1,400m。端から端まで歩くと疲れるぐらいの広さです。右側は駐車場で、好きな場所に停められます。車の人は園内の移動がラクそう。
今回は電車&手ぶらで来ましたので、釣り具とエサを手に入れるためにまずは売店へ向かいます。
入口から西へ進むと売店があります。先ほどの案内マップだと7番と8番の間。同じ建物にはトイレや休憩所、自販機コーナーなんかもあって重宝しそうな感じ。
中には釣りの道具や仕掛などのほか、飲み物や食料品なども並んでいます。忘れ物や足りなくなったものがあってもここで補充できます。
釣りエサもいろいろ売っています。この日は定番のアオムシ(500円)やアミエビ(400円)など。生き餌のシラサエビ(500円)を使う人には、保証金300円が別途必要ですが、空気を送るブクブク付きのセット(1,800円)もありました。
エサの種類は季節や日によって違いますが、ほかにも冷蔵庫にチューブタイプのオキアミなんかがあったりして、ある程度の選択肢はある感じです。
また、こちらも保証金500円が別途必要ですが、釣竿のレンタルもあるので手ぶらで来ても釣りが楽しめます。竿単体だと600円で、仕掛付きのセット(1,300円)は3種類ありました
神戸ジャーナル 編集部
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