コープこうべが、プライベートブランド「Coop’s(コープス)」などのロゴやパッケージデザインを刷新するそうです。
「コープ」とは、消費者の協同組合「消費生活協同組合(生協)」のこと。利用者が組合員として出資し、みんなで利用、運営をしながら暮らしを向上させる、というコンセプトです。
各地にある生協は、それぞれ地域や企業の人たちが協力して設立したもので、歴史や特徴も異なる独立した組織なんだそう。
そのため商品の取り扱いやポイント制度なども、生協によって違うみたいです。
「コープこうべ」は1921年に設立。プライベートブランドのオリジナル商品は1959年から始まりました。
コープこうべ組合員の声をもとに開発したオリジナル商品「Coop’s」と、全国版の生協・日本生協連が開発した「coop」などを取り扱っています。
コープこうべオリジナル商品は「coop KOBE」に
2001年からこの春まで使われていたコープこうべオリジナル商品のロゴは、赤い楕円が目印のデザインです。
長い期間使われていたのですが、日本生協連の「CO・OP」マークとの違いがわかりにくいという声があったんだとか。
確かに並べてみるとなんの違いがあるんだろう?って思いますよね。
そこで、コープこうべオリジナル商品は、「KOBE」という文字が入った新ロゴに切り替わります。
2万票を超える組合員さんの投票で選ばれたんだとか。
新しいロゴマークには、「KOBE」の文字を入れることでコープこうべオリジナル商品だとわかりやすくしたほか、「CO・OP」の文字をつないだデザインにすることで、「みんなの想いをつなげて」商品づくりをしていることを表しているそうです。
多かったサブブランドも「フードプラン」に統一
食べる人はもちろん、作る人や作物、動物、産地の自然まで含めて、健全で幸せな社会をつくりたいという思いをこめた、コープこうべのオリジナル商品「フードプラン」などサブブランドもいくつか展開されています。
いろんなロゴマークがついていて、こちらも「それぞれの特徴がわかりづらい」「種類が多くて覚えられない」といった声があったことから、刷新することが決まりました。
この春から「コープこうべ」オリジナル商品のロゴマークと一体化。緑色を基調とした新しいデザインになりました。
「コープの産直」マークは、「coop KOBE」や「coop KOBE フードプラン」として継続していくみたいです。
「ひょうご発」マークは兵庫県で育まれた商品を表すマークとして、コープ商品に限らず幅広く表示していくそうです。
パッケージデザインも一新
「統一感がない」との声もあったパッケージデザイン。一般メーカー商品との違いがわかりづらく、売り場でパっとみてもブランドが判別しにくいという課題がありました。
「coop KOBE」「coop KOBE フードプラン」ではパッケージのデザインを統一し、ひと目でわかるようになります。
新旧デザインの比較はこんな感じ。ロゴの「KOBE」でコープこうべのオリジナル商品とわかりやすくなりますね。
今月から順次新パッケージになるみたい。ただしエコの観点から、旧パッケージを使い切ってから新デザインに切り替えていくそうです。
◆関連リンク
・コープこうべ – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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