来春オープン予定の「神戸市立名谷図書館」の完成イメージが公開されました。「木」をふんだんに使った内装になってます。
神戸市須磨区中落合2-2-4
「名谷図書館」は、地下鉄「名谷駅」前にある「大丸須磨店4階」に2021年3月末にオープンする予定。
百貨店の4階に間借りする形ということもあり、約1300平方メートルのワンフロア。バスケットコート3面分くらいの広さです。
木材や丸太を組み合わせて作ったイスなどがドーンと置かれたり、木がふんだんに使われてるなぁといった印象。
見取り図を見ると、一般書と同じくらいのスペースで「児童書」や「読み聞かせコーナー」があり、かなり家族連れを意識したレイアウトに。
「新聞コーナー」と「キッズコーナー」が「飲食OK」なのは、公立の図書館としては珍しいんじゃないでしょうか。
こちらが「キッズコーナー」のイメージ図。
エスカレーター横にあって、図書館の一部というより、大丸のキッズスペースと思う人もいるかも。店の中に違和感なく溶け込む工夫でしょうか。
席のバリエーションも豊富で、個人用のブース席や、少人数でのグループ学習席、公衆無線LANが使用できる席など約90席。ひとり掛けのソファ、大きなテーブルを囲む席などが約60席設けられるそう。
そのぶん蔵書は、神戸市立の図書館としては最も少ない約7万冊。話す程度なら「しーっ!」って怒られないでしょうし、専門書を探しに行くというより、「憩いの場」的な使い方になりそうな予感。
名谷図書館のオープンは、「リノベーション神戸」という街の魅力をアップして住む人を増やそうという市のプロジェクトの一つ。
「名谷活性化プラン」では、他に駅ビルや商業施設のリニューアルや、公園の整備があり、2020年からの5年間で600世帯くらい増やす計画みたい。
これからの名谷の街の変化が、楽しみですね。
◆関連リンク
・神戸市 – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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