
小野ランプ
画像:兵庫県サイトより
加古川市の国道2号加古川バイパスと、小野市の国道175号を結ぶ「東播磨南北道路(東播磨道)」が、11月30日より「全線開通」します。
加古川市八幡町80

東播磨道は自動車専用道路として、2013年末に「国道2号加古川バイパス~八幡稲美ランプ(南工区)」がまず開通しました。
北工区の整備も順次進められ、2023年には「八幡稲美ランプ~八幡三木ランプ」が開通し、11月30日に開通する「八幡三木ランプ~小野ランプ」をもって全線開通となります。

9月28日には、全線開通に先駆けて「記念ウォーク」も実施されました。
約9000人の応募があり、抽選で招待された約1000人が自動車専用道路上をウォーキングしたみたい。

この区間の開通によるメリットの一つが、地域の連携強化と活性化です。地域の連携や人、モノの交流がさらに拡大します。
未開通時と比べると、加古川市役所~小野市役所間と加古川市役所~三木市役所間ではそれぞれ「約17分」、加古川市役所~加東市役所間では「約22分」の時間短縮になるんだそう。
東播磨道の全線供用を見据えた「ひょうご小野産業団地」の整備・企業進出により、約600人の雇用創出も見込まれるのだとか。
設備投資も進んで、通勤時間の短縮や採用活動面でもプラスになることが期待されます。

安全・安心の確保という面でもメリットがあります。
八幡三木ランプまでの開通で6カ所の交差点、全線開通によりさらに3カ所の交差点で、交通渋滞が解消される見込みです。
地域の高度救急医療を担う「加古川医療センター」へのアクセス時間の短縮により、救急医療の充実も見込まれます。
全線開通日は 2025年11月30日(日)16:00 。当日は午前中に、全線開通を記念した式典も開催されます。
東播エリアを利用する人にとっては、待望の全線開通ではないでしょうか。これまでよりも移動時間がぐっと短縮できそうですね。
◆関連リンク
・東播磨南北道路 – 兵庫県サイト











































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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