神戸市内で取り組まれている中学校給食の「全員喫食」について、提供体制やスケジュールが決まったようです。
生徒や保護者のニーズを踏まえ、2021年9月に「中学校給食の全員喫食制への移行に向けた基本方針」が決まり、その方針に基づいた取り組みが進められています。
第1期:全10校(2024年度2学期)
①2024年9月:中央区6校(生徒数2,131人)
②2024年10月:中央区1校/須磨区3校(生徒数1,140人)
【提供方式】①民間調理施設方式/ウオクニ(株) ②親子調理方式
第2期:全19校(2024年度3学期)
2025年1月:須磨区8校/垂水区11校(生徒数8,371人)
【提供方式】給食センター方式/第一学校給食センター
第3期:全19校(2025年度1学期)
2025年4月:長田区6校/西区13校(生徒数7,939人)
【提供方式】民間調理施設方式/(株)グルメサービス、(株)コープフーズ
第4期:全33校(2025年度3学期)
①2026年1月:東灘区7校(生徒数4,291人)
②2026年1月:灘区5校/兵庫区5校/北区16校(生徒数9,972人)
【提供方式】①民間調理施設方式/(株)万福 ②給食センター方式/第二学校給食センター
提供方法
いずれの方式においても保温食缶を活用し、小学校と同様に、温かく量の調節にも対応できる給食を提供
献立等
中学生に必要な栄養バランスとなるよう、教育委員会が献立を作成
(一財)神戸市学校給食会が一括して食材を調達
食物アレルギーへの対応
小学校と同様に「卵除去食」を提供
垂水区には、垂水区・須磨区エリアの中学校を配送対象とした「給食センター」も現在整備が進められています。
今回対象となる82校のうち、義務教育学校「八多学園」は今年4月の開校に合わせて「全員喫食」を開始。神戸市内初となります。
残りの81校においては、2026年1月までに順次開始していくかたちに。学期の途中からになる学校もあるようですね。
このみ
花や夕焼け空を眺める時間が好きです。
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