
270度海に囲まれた「ジーライオンアリーナ神戸」が開業する新港第2突堤は、「TOTTEI(トッテイ)」という飲食店や広場が整備されたいつでも楽しめるエリアとなります。
開業直前にお店を見ることができたので、いくつかピックアップしてお伝えします。
神戸市中央区新港町2

マップで確認すると、アリーナ1階、2階の黄色いところが飲食店舗。試合やライブなどがない日でも毎日営業するそうです。
老舗のジェラートを味わう

「TOTTEI」に足を踏み入れてまずパッと目に入ってくるのが「ユーハイム」。バウムクーヘンの食べ放題などが特徴のお店。

店内は、ユーハイムの紙袋と同じデザインの壁になっていたり、バームクーヘンっぽい「柱」などが素敵な感じ。
その店舗の一角にはジェラートショップ「Badiani(バディアーニ)」が入ってます。ジェラート発祥の地イタリア・フィレンチェで数々の受賞歴を持つ老舗です。

ジェラートは、16世紀のレシピを参考にしたバニラ系の「ブォンタレンティ」や、「ヘーゼルナッツ」「ラズベリー」や和田萬のペーストを使った「黒ゴマ」など彩も豊か。
2つのフレーバーを選んで1カップ692円。コーンの場合は756円という価格設定です。あったかくなってきたので、ジェラートをもって海の見える広場で味わうのもよさそうです。
地元の食材を使った「大人の定食屋」

西側1階(第1突堤側)には、駅弁『淡路屋』や南京町の老舗中華料理店『皇蘭』、スパイスカレー店『KOBE NOOK CAT.(コービー ヌック キャット)』、パン食べ放題のある『神戸イタリアン WABISABI VERDE』など6つの店舗が並んでいます。

ピックアップしたのは「一汁五菜ランチ」が味わえる『坂の上のとり』。
明治操業の西区の「池本醤油」や丹波篠山産「こしひかり」などにこだわった定食が1490円~。大盛無料です。

こちらは「和牛のすき焼き風せいろご飯セット」、見た目にも美味しそうです。
夜のメニューも豊富で、焼き鳥や串カツ、豚の角煮などがあり、明石の地ウイスキーをつかった「明石ハイボール」や「六甲ビール」などアルコールでも地元感を楽しめるお店。

「TOTTEI」西側からはポートタワーも見えるので、夜の景色もいい雰囲気になるんじゃないでしょうか。テラス席で食べたら海風を感じて気持ちよさそうです。
豪快!お肉を味わうステーキビストロ

最後にピックアップするのは、南側2階、黄色い矢印で示したところに入る『神戸 サクレフルール』。
フランス・パリに本店を構える神戸初出店のステーキビストロです。

席から見える厨房で、どでかいお肉を焼く様子は、炎も上がってかなり豪快です。

屋内の席からも、テラス席からも、海や「緑の丘」が見えるナイスビュー。
ステーキとフライドポテトを組み合わせたフランスの国民食「ステックフリット」のほか、「ローストビーフ」などを挟んだサンド系のメニューもいろいろあります。

気になるお値段ですが、11:00~16:00のランチコースは、馬肉タルタルステーキやサラダ、ステックフリット、デザートなどがついて2800円です。

気になるお店はありましたか?ご紹介しきれなかった店舗も含めて、概要については以前の記事でまとめていますので参考にしてみて下さい。
「TOTTEI」の飲食店舗では、テイクアウトのメニューも徐々に増やしていって、広場などで食べたり、イベント時に観客席に持ち込んだりできるようにしていくそうです。

全ての飲食店はアリーナと同じ「2025年4月4日(金)」にオープン。基本的は11:00~21:00の営業で、お店によって22:00までというパターンも。
せっかくのロケーションなので、モーニングを始める店が出てきたりなども期待したいですね。
◆関連リンク
・TOTTEI | GLION ARENA KOBE – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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