武庫川新駅の予定地
西宮市と尼崎市、阪急電鉄は、阪急神戸線 西宮北口駅と武庫之荘駅間に設置する『武庫川新駅』について、2031年度末の開業を目指して事業に着手したことを発表しました。
阪急 西宮北口駅~武庫之荘駅間
両市と阪急電鉄は『武庫川新駅』について、2022年に基本合意書を締結。事業計画の検討や関係者での協議を進めてきたそうです。
4月4日付で、駅をつくる事業計画や施工者、整備費、費用負担など、事業全体に関する基本協定書が締結され、新駅設置に向けて事業がスタートしました。

『武庫川新駅』は、阪急 西宮北口駅~武庫之荘駅間(約3.3km)にある、武庫川にかかる橋の上にできます。
西宮北口駅からは約1.7km、武庫之荘駅からは約1.6kmほどのところなので、ちょうど2駅の中間地点になるイメージ。

新駅は上下線の各ホームが2面で、8両編成に対応。
西宮市側と尼崎市側それぞれの改札口が設けられ、改札口付近には自転車駐車場なども整備するみたい。
整備費は、当初は50億円ほどの見込みでしたが、人件費や資材高騰などの影響で約36億円増え「約86億円」に。
西宮市・尼崎市・阪急電鉄がそれぞれ3分の1ずつを負担するそうで、両市の負担分は国庫補助を活用するそうです。
今後のスケジュール
2025年度 詳細設計・各種手続きに着手
2026年度 新駅設置工事に本格的に着手
2031年度末 開業目標
阪急電鉄が公表している「駅別乗降者数」(2024年通年平均)によると、武庫之荘駅は全体9位の約4万5,000人、西宮北口駅は3位の約9万4,000人で、どちらも多くの人に利用されている駅です。開業はまだまだ先ですが、新駅誕生で利便性が向上するとよいですね。
◆関連リンク
・阪急電鉄 – 公式サイト
・(仮称)武庫川周辺阪急新駅について – 尼崎市公式サイト
・(仮)武庫川周辺阪急新駅 – 西宮市公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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