新幹線の新神戸駅から歩いて約10分。そんな場所に、都会のオアシスともいうべき『布引の滝』があります。和歌山の「那智の滝」や、日光の「華厳の滝」とともに日本三大神滝に数えられる景勝地が、こんな都会の近くに。
ここもまた山の近い神戸らしい名所だということで、マイナスイオンを浴びながらその魅力を堪能してきました。
神戸市中央区葺合町布引山布引雄滝
『布引の滝』にはいろんなルートで行くことができますが、一番人気の出発地は新幹線の新神戸駅ではないでしょうか。駅周辺にはいろんな標識があり、初めての人でもわかりやすいかと思います。
まずは新幹線の下をくぐって山側へ。高架下にも大きな表示がありました。どうやら雌滝には5分で行けるようです。
『布引の滝』は、布引渓流の途中にある4つの滝の総称で、上流から「雄滝(おんたき)」「夫婦滝(めおとだき)」「鼓ヶ滝(つつみがだき)」「雌滝(めんたき)」と続きます。
新神戸駅の裏側を見たところ。最上階が上りのホームになっています。では、坂を上って滝へ向かいましょう。
坂を上に出てきた表示は4ヶ国語対応。海外の人が多いのかもしれません。早くもあと350mです。
砂子橋(いさごばし)が出てきました。ここを渡って、さらにハイキング道へと進みます。
砂子橋は、「布引水源地」が国の重要文化財に指定された際の一施設。歴史を感じさせる佇まいで、神戸市のマークもしっかり入ってます。
周囲に木々が生い茂っているため、全体のシルエットを見ることは難しいですが、実はこんな姿をしてるみたい。
神戸ジャーナル 編集部
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