![](https://kobe-journal.com/web/images/past/2B6A8458.jpeg)
布引渓流の全体図がこちら。神戸水道が創設された頃の施設が今も現役で利用されています。上流にはダムがあり、滝の水が少ない時は放流して滝に水が流れるようにしているんだとか。
![](https://kobe-journal.com/web/images/past/2B6A8465.jpeg)
こういう分かれ道では、しんどい方へ行った方がおもしろかったりしますが、ここは「雌滝」から始まる定番コースを選択。左へ進みます。
![](https://kobe-journal.com/web/images/past/2B6A8487.jpeg)
あっという間に「雌滝」に到着。パッと見はただの広場ですし、ちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。
![](https://kobe-journal.com/web/images/past/2B6A8479.jpeg)
前に進んで奥をよく見ると、ありました! 冬は水量が少ないですが、ちゃんと水が流れています。
高さは19mで、水量が多いときには、しなやかさと上品さをたたえる流れを見せてくれるようです。
![](https://kobe-journal.com/web/images/past/2B6A8478.jpeg)
下に目をやると、水を堰き止めている部分から、ちょろちょろと水が流れていました。わずかながらも水の流れる音が耳に心地よく響きます。
![](https://kobe-journal.com/web/images/past/2B6A8493.jpeg)
「雌滝」の右側には、キノコのような形の建物がありました。小人が出てきそうな気配もありますが、水を送るためのちゃんとした施設だそうです。
![](https://kobe-journal.com/web/images/past/2B6A8489.jpeg)
「雌滝」の滝壷から兵庫区の楠谷町にある『奥平野浄水場』へ水を送るための取水施設で、こちらも国指定の重要文化財。しかも、現役で動いているのがすごい。
![](https://kobe-journal.com/web/images/past/2B6A8503.jpeg)
次は来た道を戻るのではなく、左の階段を上って「鼓ヶ滝」を目指します。さっきの分かれ道より傾斜がきついようにも思えますが、気にせず進みましょう。
神戸ジャーナル 編集部
ライター一覧