2023年も残り1ヶ月と少しになりましたね。今年1年頑張った自分へご褒美!そんな休日を過ごしてみるのはいかがですか?
今回は、読者リポーターのmaoさんと「トアロード」周辺をぶらり。
周辺の気になるお店にも立ち寄りつつ、新感覚のメニューが楽しめる本格江戸前寿司店でへ向かいます。
おしゃれなお店が集まるトアウエスト
「トアロード」はJR元町駅から東へ3分ほど歩いたところにあります。実際は、「旧居留地」あたりから、北へ1kmほど続く通りです。
今回は小便小僧がいるあたりから山側に向かって散策します。
トアロードを境に、西側の路地を少し入るとカフェや雑貨店など雰囲気のあるトアウエストに。おしゃれな外観のお店も多いので、フォトジェニックな写真が撮れそうなエリアでもありますよね。
まずは、グラノーラ専門店の 一粒万倍 神戸元町本店 へ。
世界各国から厳選した有機素材やスーパーフードを使ったグラノーラが購入できるお店で、パッケージも可愛く手土産としても良さそう。
マンスリーグラノーラは、だいたい1ヶ月くらいのペースでフレーバーが変わるんだとか。
11月に入ってから新発売しているのは「パンプキンメープル」。寒くなるこれからはホットミルクに入れて、少しふやかしながら食べるのがおすすめみたいですよ。
車1台通れるかどうかの細い道に素敵なお店を見つけるとワクワクしますよね。
お店をあとにして、さらに山手へと向かいます。
途中、真っ白で大きなギターを発見!今年は神戸ジャズ100周年ということで、せっかくなので記念にパシャリ。
アーケードをくぐると目的地はすぐそこ!
トアロードを北へ上っていくと「神戸トアロード ホテル山楽」がありますが、その手前にある東西の通りの入口には「トア山手」のアーケードが。
マンションの1階などに飲食店が並んでいます。
お店があるのは「トア公園」の目の前。
今回、最大の目的である 鮨肇(すし はじめ)に到着です!
以前はこの場所で、高級江戸前寿司店「寿司赤酢」として営業しており食べログ百名店にも選出される人気店でしたが、11月7日にリニューアルオープンしています。
店内は少し暗めの落ち着いた雰囲気で、カウンター席が8席ほど。奥には子ども連れでも利用できる完全個室も用意されています。
10年熟成の赤酢がうまい、全18品のコースが始まる
着席して食べる準備完了!早速、一品目に取り掛かってくれます。店主さんの手さばきにコースが始まる前から、ワクワク。
最初に出てきたのはマグロのトロ!
寿司下駄は、よく見る木製のものではなく、丹波の焼き物職人さんにオリジナルで作ってもらったそうで、一つひとつ雰囲気が違って風合いがあります。
美味しすぎて顔がくしゃくしゃのmaoさん。本当に美味しいと言葉を失うとは本当みたいですね。
目の前にマグロの大きな塊が登場!この日は青森県産大間産のマグロを使用していたそうですが、あえて熟成させて旨味を凝縮させてから提供しているんだそう。
お寿司屋さんによって熟成方法は様々だそうですが、「鮨肇」では乾燥熟成させているので、表面を削って中の部分だけを提供するみたいですよ。なんて贅沢。
コースはどんどん進んでいきます。こちらはサワラを藁でいぶしている様子。身に藁の香りを移して、皮目をパリッと仕上げています。
表面を炙ったサワラは、粗めに削った鬼おろしと一緒にいただきます。
握りのお寿司以外の一品ものもコースに含まれるので、それぞれが完成する工程を見ているのも楽しい。なんとも大人な時間です。
こちらは先程見せてもらった大間産マグロの赤身。上に乗せてあるのはワサビではなく、福井県の特産品 地がらしなんだとか。
ネタの種類や脂の量に合わせて、薬味の種類や量を細かく調整しているんだそう。何気なく口に運んでいる1貫1貫が計算しつくされて完成していることなど知らず、ひたすら「美味しい!」「最高!」しか言葉が出てきません。
衝撃的な美味しさだったのがこちら。鮑(あわび)を使った一品ですが、鮑の肝や生クリームなどで作られたペーストは、あとからシャリを足してリゾット風にして食べます。
素材の旨味とコクが凝縮された少し洋風な味わいで、ここでしか食べられないであろう印象深い一品に。
箸で持ち上げるのが緊張するほど、ふわっふわの蒸し穴子。口の中で溶けてなくなります。
最後は手巻き寿司で〆。シャリの量が選べましたが、名残惜しくて「マックスで!」と注文するmaoさん可愛かったです。店主さんも思わず笑顔。
トロの上には、さいの目切りされた赤身やたくあん・白ネギなどがトッピングされていて、色鮮やかで宝石みたい。
パクっと一口で食べると「女性で一口で食べたのははじめてです。」とのこと。
通常、江戸前寿司だと最後はギョク(玉子)!が通みたいなイメージがありますが、こちらは玉子を使ったプリンをデザートとして提供してくれます。
本格的でありながら、オリジナリティや遊び心を感じられるコースで、五感が満たされる時間となりました。
ちなみに『鮨肇』は3種類のコースから選べて、日曜日限定でランチ営業もしています。予約がかなり埋まっているみたいなので、事前にチェックしてから足を運んだほうが良さそうです。
お腹も満たされたところで元町駅方面へ戻ります。心がルンルン気分になったので、お花を買って帰ることに。
高架下にある「咲桜sakura」は、ドライフラワーと生花を扱うお店。種類も豊富で幅広い用途のギフトにも利用しやすいお店です。
今日は自分へのご褒美デー。ということで気になるお花を連れて帰ることにします。おなかも心も満たされる素敵な週末に。たまには贅沢もいいですよね。
道中まだまだ気になるお店も多かったので、トアロードを起点にまた街歩きもしたいなと思います。
【撮影協力】mao/Instagram(@maoinbali)
海・太陽が大好き!20代をハワイ・バリと南国で暮らし、神戸に帰ってきました。口癖は「スタバいく?」。周りをHAPPYにすることが大好きで、いつも一生懸命ふざけてます。
◆関連リンク
・鮨肇~Hajime~ – 公式Instagram
・ドライフラワー&生花flowerworks咲桜sakura – 公式Instagram
・一粒万倍グラノーラ Ichi Ryu Man Bai – 公式サイト
トアロード
私が育った街です
お寿司❗️食べた~い❗️お高いのでしょうね(笑)早速調べて予約して行きたいです