須磨海岸にある国登録有形文化財「旧和田岬灯台」の内部が一般公開されます。予約不要で無料です。
国登録有形文化財「旧和田岬灯台」内部一般公開
2023年10月29日(日)10:00~15:00
旧和田岬灯台
神戸市須磨区須磨浦通1-1
普段は非公開の施設ですが、「灯台の日」にちなんで1階内部が公開されます。
国登録有形文化財「旧和田岬灯台(きゅうわだみさきとうだい)」
1867年(慶応3年)4月に江戸幕府は、兵庫開港に備えイギリスとの間で「大坂約定」を結び、この中で大阪湾内に5か所の灯台を設置することを決めました。その一つが旧和田岬灯台です。
初代の和田岬灯台は、1870年(明治3年)1月に建設が始まり、1871年(明治4年)4月に完成しました。八角形木造の3層構造で、外面は白色に塗装されました。1872年(明治5年)1月に初点灯しています。
しかし、木造灯台は耐久性に乏しく、火災の危険性もあるため、1844年(明治17年)3月に鉄製灯台に改築されました。その際に、六角形鉄骨造の3層構造に改築し、灯光はガス灯に変更されています。
1963年(昭和38年)10月、和田岬周辺の埋め立てに伴い、灯台の東側に新しい灯台が造られ、元の灯台(旧和田岬灯台)はその役割を終え、須磨の現在地に移設されました。移設後は「須磨の赤灯台」の愛称で親しまれ、1998年(平成10年)に、国登録有形文化財に登録されました。
年に何度も見れる機会はありませんので、興味がある人はこの機会にどうぞ。
子供の頃から親しんだ灯台でしたが
自分の生まれた年に引退し
移設されたのは初めてしりました
子供の頃上に登ったりして遊んでました!