いよいよ6月1日のオープンまで数日となった『神戸須磨シーワールド』。
慣れ親しんだピラミッド型の「スマスイ」とお別れして約1年が経過し、ものすごいスピードで生まれ変わりました。
「西日本唯一のシャチ展示」や「入場料の大幅値上げ」など、計画段階から多くの話題を呼んだこの水族館。
今回は気になる全貌を知るべく、オープンよりひと足早く館内へ潜入してきました!
神戸市民向けの無料・割引きサービスや、意外と知られていない無料エリアについても解説していきますので、是非チェックしてみてくださいね。
Index
神戸市須磨区若宮町1-3-5
JR須磨海浜公園駅からズドンと南へ5分ほど歩くと見えてくるのが「神戸須磨シーワールドホテル」。
そこから西へ向かって、水族館が3つの棟 オルカスタディアム ・ ドルフィンスタディアム ・ アクアライブ の順で並んでいます。
オルカスタディアム
まずは、「オルカ(シャチ)スタディアム」から。フロアは1・2階に分かれています。
神戸須磨シーワールドの大目玉とも言えるのが、西日本初!シャチの見えるブッフェレストラン「ブルーオーシャン オルカスタディアム」ですよね。
2階スタディアムの水槽とつながっており、その大きさを目の高さで感じながら食事ができるというかなり珍しいスタイルのレストラン。
複数の水槽を行き来しているので常時居るわけではないですが、割と頻繁に観ることができそうです。
店内にはライブキッチンが2箇所あり、全部で50種類以上のメニューがブッフェ形式で楽しめます。
価格
大人4,000円 / 子人 2,000円 / 幼児1,200円
お腹を上に向けて気持ちよさそうに泳ぐシャチを横目にお食事タイム。客席が水槽の中にあるような青色の世界で、デートでも使いたくなるようなロマンチックな雰囲気です。
がっつり食事をしなくてもいいという人向けに、2階のスタディアム近くに「テイクアウト」のフード&ドリンクが買えるお店もあります。
ドリンク(ソフトドリンク/アルコール)・チュロス・ポテトなどの軽食が中心で、中にはシャチ色をした「シャチソフトクリーム(700円)」なども。
水族館といえば、1つの建物内をめぐっていくイメージですが、『神戸須磨シーワールド』は3つの棟に分かれているので、敷地内のあちこちにベンチもあり、ちょっと腰を掛けて休憩できそう。
「オルカスタディアム」と「ドルフィンスタディアム」の間には中庭のようなスペースもあり、椅子とベンチも設けられていますよ。海が見えるロケーションも最高!
パラソルはありますが、お天気だと結構日差しを感じるので、帽子・サングラスなどの「日除け対策グッズ」はもっておくほうが良さそう。
1階には、オリジナルグッズを取り揃える「ブルーフラッグ オルカスタディアム」でお土産もゲットできます。
イルカグッズなどは他の水族館でも充実している印象ですが、これだけ「シャチグッズ」が揃っているのは珍しいかも?
お土産屋さんのすぐ近くにあるのは「オルカホール・オルカラボ」。世界初となる「シャチの生態」をデジタルツールを通して学べるホールです。
6×3mの大画面ディスプレイを通して、北海道・知床(しれとこ)のシャチの様子が見れたり、教育プログラムなどのイベントも実施できるスペースだそうです。
そして、ついに来ました!!!シャチショーが楽しめる「スタディアム」。
トレーナーさんとの見事な連携プレイで、音楽に合わせていろんな技を見せてくれます。一つひとつの技が成功するごとに、スキンシップを図りながらショーが進んでいきます。
ショー観覧用にポンチョ(400円)も購入できます。実は「そんな濡れないだろう」と高をくくって前から3列目に座っていましたが、終わった頃にはひとっ風呂浴びたくらいにビッショビショ!
ポンチョが半袖なので長袖の服装で行く場合は少し後ろの席で観るほうが安心です。(タオルもお忘れなく)
シャチが宙に舞う姿は迫力満点!感激しすぎて、拍手の手が止まっちゃうほど…
ドルフィンスタディアム
中庭を通り抜けて、西側にある「ドルフィンスタディアム」に移動します。エレベーターもありますが、移動が多いのでスニーカーがおすすめ!
「ドルフィンスタディアム」1階にある飲食ブースは「フードコート」になっています。子連れのファミリーは開放的なこちらのスペースのほうが食事がしやすいかも。
フードコート内にあるのは、ピザ(1,500円~)やカレー(2,000円~)・ホットドッグ(1,100円~)など。ワンコインで買えるスイーツなどもあります。
券売機で買って、カウンターで受け取るシステムみたい。
そのすぐ近くに、2店舗目となる「お土産屋さん」があります。オルカスタディアムにあったお店と少し品揃えも変えてるみたい。
この日シャチコーデ(モノトーン)で訪れたゆうさんは、ショップでさらに「リストバンド」「バッグ」「カチューシャ」と、シャチを全身で満喫。
開業記念の「福袋(5,500円)」は総額1万円相当の商品が入っているみたい。数量限定なので、気になる人は早めに足を運んでみてください。
イルカショーもかえってきました。須磨の海をバッグに見るショーはこのロケーションならではですね。
ショーの開催時間は館内の各所に掲示されていますし、さらにアプリでもチェックできるようになっていますよ。
ショーなどが行われるプールの周りには「ドルフィンビーチ」が設けられ、イルカとふれあい体験ができるプログラムも。
体験時間:20分/価格:2,000円(1人)
「触れ合える時間」や「1日に体験できる人数」に制限を設けることで、イルカたちに過度なストレスを与えないための工夫がとられているようです。
水族館にきたらイルカショーを観ずにはいれませんよね。久しぶりに須磨の地で観るイルカショーに、なんだか感動すらしてしまいました。
アクアライブ
前半戦ですでにかなりの満足感がありますが、見逃せないのが「アクアライブ」。1番西側にある棟です。
この棟は全部で1~4階に分かれていて、屋上にはアシカ・アザラシなどの海獣類やペンギンなどが展示されています。
エリアごとにテーマが設けられていて、五感で異国の雰囲気を感じることができます。
「トロピカルライフ」は、世界の海を再現していて上から自然光が差し込んでいたり、本物のヤシの木が育っていたり、太平洋のサンゴ環礁を再現したゾーン。
サメやエイなど沢山の種類の魚が泳ぐ「これぞ水族館!」な水槽も。
ゆったりとした時間が流れる「クラゲライフ」。館内がかなり広いので、少し歩き疲れたなぁという頃にクラゲのゆったり浮遊する姿に癒やされますよ。
虹色に光るちょっと珍しいクラゲなどもいて、ずっと眺めていられそう。
屋上にあがると、アシカ・アザラシ・ウミガメを発見!
陽気な音楽が流れていて、須磨の景色とともに動物たちがのんびり過ごす様子をのぞけます。
ゴマフアザラシはちょうど飼育員さんに餌をもらうところ。左にいる赤ちゃんアザラシは、今年のバレンタインデーに生まれたばかりなんだとか。
それぞれ専任の飼育員さんがいるのか、名前を呼ばれると駆け寄る姿に心を鷲掴みされます。
南アメリカ大陸をイメージした陸地にはペンギンもいます。春頃は子育てシーズンなので、赤ちゃんペンギンや子育てシーンをみることもできるみたい。
場所を変えると水の中で気持ちよさそうに浮かぶペンギンの姿も。まんまるのお腹がプカプカと浮いていて、癒やされます。
ワンフロア下がると、さっきは上から観ていたアシカやゴマフアザラシをもっと近くで見ることも。アシカって想像以上に大きいんですね。
カメラに興味があるのか?人に興味があるの?
半分寝ているような様子ですが、ずっとシャッターチャンスをくれるアシカさん。なんとも愛らしい表情です。
フロアごとにテーマが違って見ごたえのある「アクアライブ」棟ですが、実はその1階には、水族館に入館しなくても楽しめる「無料エリア」があるんです。
スマスイで飼育されていた「淡水魚」の一部も展示されていますよ。
スマスイの歴史をふり返りながら、長く愛された「ロングノーズガー」「ピラルク」「ロシアチョウザメ」「パイユ」「オーストラリアハイギョ」などの展示が見れる無料エリア。
マリンピア神戸の近くにある「さかなの学校」も休館中ですし、気軽に水族館気分が味わえるエリアがあるのは嬉しいですよね。
松の杜ヴィレッジでお食事がてら、足を運んでみてもよさそうです。
営業時間・料金など
基本的な営業時間は、平日10:00~18:00/週末9:00~21:00です。その他、夏休みなどの長期休暇は20時までの営業も。
入館チケットは1DAY・2DAYSから選ぶことができて、時期によって値段が異なります。冬場は少しお安くなるみたい。
お盆期間 | 夏休み・繁忙期の土日祝 | 通常 | 12~3月 | |
大人(高校生以上) | 3,700(5,500) | 3.300(4,950) | 3,100(4,650) | 2,900(4,350) |
小人・幼児(中学生以下) | 1,800(2,700) | 1,800(2,700) | 1,800(2,700) | 1,700(2,550) |
シニア(65歳以上) | 3,100(4,650) | 2,700(4,050) | 2,500(3,750) | 2,300(3,450) |
※単位(円)
※( )内は2DAYS料金。
スマスイ時代と比べると金額は2倍以上になりましたが、見どころもそれ以上になっているはず!1日かけてじっくり回りたくなるボリューム満点のコンテンツです。
ちなみに、該当すれば嬉しい4つの朗報もあります。
★3歳以下のお子さんは無料
★神戸市内在住の小人(小中学生)は、年1回500円
★神戸市内在住の幼児(4~6歳)は、年1回無料
★神戸市民が1000円(大人)で入場できる特別日も
他にも、コンビニ前売り券(1割引)や障がい者割料金、年間パスポートなどの設定もあるので、料金形態について詳しく知りたい人は【公式サイト/神戸市HP内よくあるFAQ】をチェックするとわかりやすいかも。
昔ながらのほっこり水族館が最新鋭の水族館に生まれ変わりました。
周辺には飲食店なども続々と増えてきてますし、事前に「須磨海浜公園エリア」タグでチェックして予習しつつ、須磨海浜公園エリア一帯を楽しんでみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・【神戸須磨シーワールド】 – すべてのいのちは、こんなに大きい – 公式サイト
水族園に丸1日居続けるのは現実的じゃない。
子供が海の生き物好きなら良いが、大抵ぐずると思う。
須磨駅、須磨海浜公園駅のどちらに行っても何の変哲もない住民が暮らす街でしかない。
飲食店も喫茶店もほぼない。ネットではあるように書いているが全部水族園から遠い。
地域住民が暮らす街だから月極駐車場がほとんど。車を停めるにも苦労する。
ナナ・ファーム須磨は妙法寺川河口の対岸にあるのでこれまた遠い。
行ったところでラーメンかアイスクリームくらいしかない。
所詮漁港なので砂浜などない。
貶す気はさらさらないのだけれど自慢するところが無いのだから仕方がない。
尼崎市障がい買えるかな?
神戸市民なら入場料1000円ーの日を目指します