
JR三ノ宮駅の東に計画されているバスターミナルなどが入る超高層ツインビルの再開発で、周辺の道路もいろいろ変わるみたいです。
神戸市中央区雲井通6

JR三ノ宮駅の東に建設中の「旧サンパル」跡地の超高層ビル(1期ビル)と、「OPA2」がある場所に建設される超高層ビル(2期ビル)の再開発エリアが、『神戸三宮ツインゲート』という名称になることが決まっています。
「OPA2」の場所に建つ「新バスターミナル2期ビル」の都市計画について、市が素案を作り、その概要が判明しました。

赤線で囲われたところが、再開発事業での施工区域となっていて、周辺の道路も含めてエリアになっているのが分かります。
薄黄色の部分が「新バスターミナル2期ビル」が建つ敷地部分で、うっすら見える建物の形はいまある「OPA2」などで、東側の道路も含めて建物が建つことが分かります。

画像は左が建設中の「1期ビル」で、右が「2期ビル」の建設予定地。この間の道路が廃止されることになります。
ただ、中央幹線近くの一部に関しては、今あるホテルなどの出入りにも使われているため残ることになる予定。
「1期ビル」と「2期ビル」は、バスターミナルなどが一体的に利用できるようになる計画で、ビルの間は「デッキ」でもつながることになるそうです。

そして「2期ビル」とJR三ノ宮駅との間の交差点にも、大きな変化が予定されています。
赤い点線で囲われた部分が、「歩行者空間化」されるという計画です。

現在の様子がこちら。三ノ宮駅の東にあるスクランブル交差点です。万博直通バスなどが出ていた「神姫バス乗り場」に入る観光バスが通ったり、乗用車などが山側へ抜けられる道路です。
歩行者空間化されると、車の通り抜けはできなくなります。

一方で歩行者にとっては、いまは歩道から「階段のみ」の2階へのアクセスが、広い歩行者空間から「階段とエスカレーター」に変わり、スムーズに「2期ビル」2階に行ける形になるようです。

ちなみに、都市計画の素案の説明にあたって公表された建物のボリュームのイメージ。
山側から見た図ですが、JRの新駅ビルと合わせて160m超の超高層ビルが3つ並ぶことになります。ミント神戸が小さく見えますね。山側からの景色も大きく変わりそうです。

今回の道路や交差点の都市計画は「素案」の段階で、2025年12月頃に「都市計画案」の縦覧・意見書の受付などが行われ、審議会を経て2026年3月頃に正式に決定されるスケジュールになってます。
「2期ビル」の着工は「1期ビル」ができてからという考えなので、道路の形が変わるのも「2027年度」以降になるものと思われます。
◆関連リンク
・KOBE VISION – 公式サイト














































カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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