まず、このタイミングで経済効果を発表することについて、どんな数字かなと思ったのですが、「新型コロナウイルス感染拡大『以前』の条件による推計」とのことです。
再開発のフェーズとしては、官民で計画が固まりつつあるという状況で新型コロナウイルス感染拡大があったということで、今後計画の変更なども考えられますし、さらに、その効果については新型コロナウイルスの影響も加味しなければなりません。
一方で、当初計画としてこういう数字で経済効果を見込んでいたというのをベンチマークとして残すことは意味がありますし、数字が現実になる事はほぼないと思いますが、重要な基準にはなるかと思います。
対象事業は、2050年度頃を完成目標として、「2030年度頃までの事業」と「2030~2050年度頃の事業」となっています。
三宮再整備の全体事業費 ※数字はすべて概数
・公共事業 1,080億円(690億円)
・民間事業 6,360億円(880億円)
・合計 7,440億円(1,570億円)
三宮再整備による神戸市内への経済効果 ※数字はすべて概数
・三宮再整備の建設投資に伴う経済波及効果 経済波及効果 1兆1,000億円/雇用効果 76,000人/市の税収効果 60億円
・三宮再整備後の経済波及効果 経済波及効果 毎年2,600億円/雇用効果 毎年16,400人/市の税収効果 毎年90億円
建設投資に伴う効果としては、全体事業費に対して約1.5倍(市負担額の約7倍)の経済波及効果と約76,000人の雇用効果が見込まれます。また、再整備全体の完成後の効果としては、毎年約2,600億円の経済波及効果と約16,400人の雇用効果が見込まれます。
市の税収効果については、整備の進捗に合わせて増加し、再整備の完成目標である2050年度頃までには総額で約1,590億円、その後も年間約90億円の税収増効果が見込まれ、事業全体の完成に伴って市の負担総額を上回る効果が期待できる結果となりました。
PDF:都心・三宮再整備の全体事業費および経済効果(報告書)
新型コロナウイルス感染症による影響がある現在において、将来の経済予測をすることはどの専門家でも難しい思いますが、一方で、三宮再整備は老朽化した建物の建て替えも含まれており、規模の検討はあるかもしれませんが、それ自体は実施されるであろう計画です。
難しい局面でのスタートとなりますが、何とか神戸経済の活性化に繋がればと思います。
市バス2番系統沿線に住んで居りますが「三宮神社前」まで行かない2番系統は値打ち半減です。
実際は試算の半分位でしょうか…インバウンドが回復しなければ、特に魅力のない三宮にわざわざ観光客が来るのか?駅前はキレイになっても、北野エリアまでの道はごちゃ汚いし、海までも2国あたりは薄暗く高速道路の高架が雰囲気を台無しにしてる。
少し前、議員の減給が報告されていた。二桁の減給が多いなか、神戸市はなんと一桁、恥ずかしいやら、情けないやら。
議員の数は区の中でも、こんなに居なくてもいいと思う位、議員数が多く、何をしてるんやろ、神戸市、情けないわ。
県の井戸さんも恥ずかしい。
神戸市には本当に頑張って欲しい!
震災後、国から殆ど補助金なども無くここまで来たんだからこれからも本当に頑張って欲しい!
この状況下で何を考えているのか。
他にやらなければならないことがあるのでは。
こんなんしたら、ますます神戸が沈んていくのではないかと、危惧します。
インバウンドの下方修正に伴った計画の大幅な方向性転換を含めた議論が必要。市内全所で見られるインフラ劣化対応の優先度をこの際見直すとか。
兵庫県内。特に神戸市は目先の考えしか、していない。経済効果の試算?それは、まだ先の理想で有っても、市民(民間)に対しては見返りは無い必ず無いでしょう。
未来が分かれば良いんやけどね。
まぁ兵庫県や神戸市に限らずどこもそうでしょう。