兵庫県は、「公立高校の魅力・特色づくり」などを柱として、2025年度に県立高校14校を対象とした「統合再編」を予定しています。この計画に対して、見直しを求める署名が1万3000筆以上集まったそうです。
画像:日本共産党兵庫県会議員団 兵庫県議会報告より
少子化による生徒数や教員数の減少で、教職員の適切な配置や部活動の維持などが難しくなっています。
そこで県は県立高校の再編を進め、2025年度に14校を6校に削減する計画を進めています。
この計画見直しを求めて活動しているのが、県高校教職員組合などからなる「公立高校を守る会」です。
同会は街頭署名活動を通じて、2022年12月に1万筆余りの署名を県議会議長に提出したものの、「県教委から十分に説明して意見を聞いた」「多様で豊かな教育活動を行うには学校規模を大きくする必要がある」などの理由から、議会で不採択となりました。
その後も署名活動などで呼びかけ、集まった署名は1回目とあわせて1万3043筆になりました。
同会メンバーが17日に県教育委員会を訪れ、署名の追加提出とあわせて、知事との懇談を求める要請書を提出しました。
署名活動のなかで「再編で学校がなくなると部活が寂しくなる」「遠距離通学になるため不安がある」といった声もあったそうです。
同会は、そうした人たちの思いに向き合ってほしいと、2028年度に計画されている再編についても見直しを求めています。
オンライン署名では「統廃合ではなく少人数学級の実現を」「近隣の高校がなくなり遠くまで通う必要がでてくると経済的な負担が増える」といったコメントも。より多くの人々の意見を取り入れて、議論を重ねてほしいですね。
◆関連リンク
・県立高等学校教育改革第三次実施計画について – 公式サイト
高校は統廃合してほしい!やっぱり減らした方が人手不足解消になる!
統合をすることで教育の中身に問題があるとするなら、そこは当事者たる生徒やその保護者が声を大にして世論へ訴えるべきと考えます。
しかし、人口減少に伴うものには抗えずこれまでと同様の体制を維持すること自体が様々な教育においても問題を生んでいるという事実があるはずです。
これからの時代がどうなっていくものか、そこに対しての10代たちがどう生きていくのか、大人として社会がそれをどう応援していくのか、そういったメッセージととともに子どもたちや保護者、そしてくだらないことに噛みつきたくなる人たちへ、県や教育委員会は説明を繰り返し行っていくべきではないか。
結局、反対意見はエゴばかり。即刻、統廃合すべき。
高校や中学校、小学校が多すぎるんですよね!
まとめてしまった方が人手不足も解消しやすくなりますしむしろ効率的です
統合は大賛成です。反対する人は、統合しないとどうなるか分かっていないだけでしょう。
なんか公立ってお役所仕事、杓子定規というか。だから企業努力している須磨学園、野田、育英などの私立高校にどんどんと生徒取られてるのだと思います。私立がやらない、少数学級とかやれば差別化図れるのではと思いますが、それができないのが日本なんでしょうね。致し方ないのですね。
共産党が反対しているという事は、正しい政策だと分かりますね。
通学距離が遠くなるとか部活が寂しくなるとか、そんな理由で統廃合が止まるわけがない。
そんなニッチな理由ではなくて、もう少しグローバルとは言わないけれど、都市計画とかせめて街づくり的な発想で、過疎化が進むとか、スポーツ振興に未来が持てないとか、具体的で生徒や保護者目線ではなく、みんなから支援してもらえるような理由をぶつけないと、教育行政は動かない
2028年度にも統合があるようですが、そちらも気になります