「トーホー」が撤退を発表し、多くの地域でスーパーがなくなるかもしれません。
1963年に神戸市で初出店した「トーホーストア」は、最盛期の1980年代後半には最大69店舗を展開してきた食品スーパー。
競争激化の影響を受け、ここ最近は閉店が相次いでました。
今回ついに、業務用食品の卸売事業に集中するため「食品スーパー事業」から撤退することが発表されてます。
神戸市内外の29店舗のうち13店舗については別の会社に「事業譲渡」されるので何らかのお店にはなりますが、残り16店舗は「閉鎖」です。
閉鎖※太字が神戸市
六甲アイランド、阪神大石駅、旗塚、ポーアイ、平野祇園、西長田、名谷北落合、滝の茶屋、かりばプラザ、みかたプラザ、竹の台
(明石市)東二見、大久保駅前、明石小久保
(兵庫県播磨町)BiVi土山
(高砂市)曽根
事業譲渡※【】は譲渡先、太字が神戸市
【八百鮮】魚崎南、垂水駅前、上沢
【ヤマタ】六甲道駅前、(宝塚市)宝塚旭町
【中部薬品】つつじが丘、本多聞、舞子、上高丸、(三木市)志染駅前、緑が丘、(姫路市)大塩、(高砂市)高砂
譲渡は、今年12月から順次進められ「2024年11月末」を目途に完了予定。
「八百鮮」「ヤマタ」は、スーパーを経営している会社ですが、「中部薬品」は「ドラッグストア事業」を行っているので、スーパーではなくなるのかもしれません。
別の会社が引き継がない店舗は、原則として「2025年1月末」までを目途に閉鎖予定。
閉鎖まで1年ほどの猶予がありそうですが、たとえば西神中央は「トーホー」がかなり生活を支えていたエリア。
駅近くにはリニューアルしたプレンティなどがあるとはいえ、ちょっとした買い物で駅前まで買いに行くというのは、けっこう大変かと。
また、六甲アイランドも島内のスーパーが少ない問題にまた直面することになります。
需要があると判断されれば他のスーパーなどが参入することもあるとは思いますが、これからどうなっていくんでしょうか。
◆関連リンク
・株式会社トーホーストア – 公式サイト
急に醤油がなくなり、何かと昼食の用意の時に大変便利でした。残念です。トータスより。
実家の80代の母が自転車で行ける唯一のスーパーでしたが、残念です。
私は隣町ですが、職場からの帰り道で重宝しておりましたので、これもまた残念です。
色々お仕事いかせて頂いていたので、さみしいですし、残念でなりません。
平野祇園店は無くなるとその周辺の老人が亡くなってしまいそうなくらい大事な存在。神戸の企業なら次を良く考えて行動したほうが良いかと思う。
神戸祇園店どうか無くならないでください〜
本当に困ります。
この地域をずっと支えてきてくれた高齢者の方々。
フレイル予防にもなくなったら困ります。
六甲アイランドのお店自体流行ってないし、赤字だったでしょうから、譲渡される店舗にも入れなかったという感じじゃ無いでしょうか。閉鎖する頃にはヤマダストアー が出来てるのでは?でも島外から来る人の駐車場の問題有るね、買い物でわざわざ六甲ライナーは不便すぎて使わないでしょ。
ポーアイの様に大学とか産業など人の活性化に繋がる誘致をするか、島内の人口増えない限り高齢化が顕著になり不便さが増すだけ。
歩いても行けるほどの近場で、店舗内も手を伸ばせばそこに欲しい商品に手が届くような手頃な店舗規模。他の大型店みたいに歩き回る必要がなく、足腰の弱った年寄りにはちょうどいい。
店は大きければいいというものではない。市場がシャッター街になった今、こうした規模のスーパーこそ、高齢化社会に於いては益々需要が高まると思うのだが、残念だ。