新型コロナ、入院調整中の自宅待機が1,300人、自宅療養者は331人。4月20日現在

神戸市内の新型コロナウイルスの急激な感染者数の発生により、自宅療養者や入院調整中の自宅待機者が増え続けている模様です。自宅における容体の変化に応じた対応の充実が求められています。

神戸市は、自宅療養者等における健康観察について、体制を整え充実させていくと発表しています。

〈令和3年4月20日現在の自宅療養者等の人数〉
・自宅療養者(SpO296%以上の正常な方):331人
・入院調整中の自宅待機者:1,371人
合計:1,702人

(参考)保健センターによる自宅療養者等への健康観察の実施
・症状の悪化を早期に見つけるために、全員にパルスオキシメーター(経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)を測定する機器。全市で1,550台を確保。)を貸し出し、本人による1日2回のチェックを実施。
・健康管理アプリまたは電話にて定期的に本人の健康状態を確認しており、必要に応じて訪問も実施。
・自宅療養中に状態が悪化した場合は、24時間対応の各区の保健センターに本人から連絡していただき、中等症・重症になる恐れがある方を迅速に把握するようにしている。

 

 

神戸市医師会&神戸市薬剤師会からの協力による健康観察の充実
(1)自宅療養者等が急増している状況に対し、できる限り受診(電話や往診)の機会が増えるよう、神戸市医師会及び神戸市薬剤師会の協力による支援を行う。
(2)具体的な流れ
①自宅で過ごされている方で受診が必要な軽症患者等について、保健センターがかかりつけ医の有無を確認し、診察を行うことが可能な医師を調整する。
②診察が可能な医師が、必要に応じて薬の処方も行う。

開始日
4月23日(金曜日)から順次開始

協力医療機関
297医療機関(4月20日現在)


入院調整中が1,371人となり、受け入れができない状況が出ているようです。一部の病院では、コロナ以外の入院や手術についてさらに制限をかけていくとのこと。

◆関連リンク
市内での患者の発生状況について – 神戸市

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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