北区鈴蘭台にある1966年(昭和41年)に開学した「神戸親和女子大学」が、2023年4月から共学になるそうです。
神戸市北区鈴蘭台北町7-13-1
これまでの伝統や実績を基盤に教育改革を行い、新たな学びを展開していくとしています。男性は募集の3割(約100人)程度を見込んでいるそうです。
神戸親和女子大学は1966(昭和41)年に開学し、建学の理念・精神のもと、社会で活躍する女性の教育に力を注いできました。これまで多くの人材を社会に輩出し、卒業生は教育職、専門職をはじめ、企業など社会の様々な分野で活躍しておられます。
しかし近年、技術革新やグローバル化による大規模な社会の変革が急速に進み、大学においても激動する社会の課題解決に取り組み、社会の新たな未来を創る人材を育成することが喫緊の課題となっています。そのために、本学はこれまでの伝統や実績を基盤に教育改革を行い、新たな学びを展開していくことにいたしました。
新たな学びは、多様な人々と協働し、地域・社会の課題解決に取り組む人を育成するために、学内での授業のみならず地域、企業、自治体の人々との連携の中で創り出していきます。このような多様性を尊重した新たな教育を推進していくとともに、性別にとらわれることなく共に学び合うことのできる環境で本学の新たな教育を展開することの意味や、日本社会の今後の少子化の進展等を鑑み、慎重な議論を重ねた上でこの結論に至りました。
また、共学化に合わせまして大学名も変更する予定です。共学になりましても、本学のきめこまやかな教育、そして学生の成長を教育の最大の目的とする姿勢を大切に守り続ける所存です。
今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。
入学者数について、2022年5月1日現在において、学部においては、385人の入学定員に対して243人の入学と、定員割れなどもありました。
学科・学部の再編なども行われていますので、来年度の入学がどれくらいあるのかが気になるところです。
神戸ジャーナル 編集部
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