北野坂を登りきったその先。異人館街にある『北野天満神社』で密かな願いごとを

風見鶏を横目に、「かない鯉」に願掛けを

つい見落としがちなのがこの「叶い鯉」。実は境内に入ってすぐ右手にあるのですが、長い石段を登り切った達成感と美しい景色のせいか、気づかれないこともあるみたい。

ここが目当てで来たカップルも、帰る時になって見つけた!なんてことも。

「叶い鯉」は、水が出てくるところが鯉の形をした手水。見た目は結構シュールですが、水を鯉(=恋)にかけることから、恋愛成就のご利益を授かるといわれています。

建物の外側にはひっそりとハート型の絵馬がかけられています。派手さはなく、探さないと見つからない感じが青春っぽい! なんとなくご利益ありそうですね。

一段目の境内をひと通り見て回ったら、拝殿の奥にある石段を登ります。

短めの石段を登った正面が本殿。北野天満神社ということで、梅の紋があしらわれています。

先程の拝殿と同じく、こちらも神戸市指定の伝統的建造物です。実は最初に登った長い石段も「伝統的建造物」。

お賽銭箱にまでしっかりと梅の紋が。本殿なのでこちらに菅原道真公が祀られています。

本殿の左手には守礼授与所があります。御守りやお札が買える所ですね。

ここで少し変わったものを発見。祈願喜常(キツネ)です。かわいいけど意外といいお値段。しかも、「薬照大明神へお供えください」とか「天高稲荷神社へお供えください」と書かれてます。

この2つのお宮は本殿の奥にあるので、そこでご祈祷してもらうもののようです。

守礼授与所の左手、行き止まりの狭いところに白龍大善神があります。まるで隠れてるみたいにも見えますが、矢印が書いてある看板を見落とさず、お参りしていきましょう。

 

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