
天高稲荷神社と本殿の間をさらに上へ行くと、石碑がありました。この奥は梅林で、2月頃の梅の季節にはとてもきれいに咲き誇るとか。
でも、この奥には梅のない季節でも楽しめる、もうひとつ見どころが。

道に沿って進んでいくと朱塗りの鳥居が見えてきます。こちらは「水天宮」です。
まず入口の鳥居、石段を登りきったところの鳥居、そしてこの鳥居と、全部で3つくぐることになります。

鳥居をくぐって少しだけ急な階段を上ると小さな祠があります。水神様、安産の神です。

祠の前で振り返ると、境内よりさらに高いところから神戸の街が一望できます。これは隠れた展望スポットではないでしょうか。
と、ここまで歩いてきた道は行き止まりに。来た道をまた戻ります。

最初の鳥居まで降りてくると、脇に「天神様と北野の資料小屋」と書かれた建物があります。

中にはたくさんのおみくじと一緒に、北野村の歴史について書かれたパネルがあります。異人館ができる前の北野って、こんな感じだったんですね。

さて、神戸北野天満神社めぐりはこれで終わりではありません。実は「北野青竜神社」と「三森稲荷神社」という境外末社があるのです。
そこを目指して、風見鶏の館の前の石畳の道をさらに西に向かいます。

しばらく進んで、北へ曲がると神社がありました。これですね。近づいてみましょう。

「青竜神社」と「三森稲荷神社」。二つの境外末社はひとつにまとめられているようです。
こちらの神社は無人なので、御朱印がほしい場合は神戸北野天満神社の守礼授与所でお願いしましょう。

手水鉢もありますが、形だけで中は空でした。ちょっと寂しい感じの思いがけないフィナーレとなりましたが、北野天満神社めぐりはここで終了。
順路的な部分で注意するとすれば、御朱印を集めている人は、二つの境外末社の分を先に境内でもらっておかないと、また戻ることになるという点でしょうか。
学業から恋愛、安産まで、いろんな願い事を引き受けてくれる北野天満神社。異人館巡りとセットで訪れてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | 神戸北野天満神社 |
ジャンル | 仏閣神社 |
料金 | 拝観無料 ※梅の開花中、梅園は有料。 |
住所 | 神戸市中央区北野町3-12 |
電話番号 | 078-221-2139 |
参拝時間 | 7:30〜17:00 |
定休日 | 無休 |
リンク | 公式サイト |
駐車場 | なし |
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神戸ジャーナル 編集部
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