画像:知事公式Twitterより
2月15日(火)兵庫県のさいとう知事が国に「まん延防止等重点措置」の延長を要請したそうです。
理由は、感染者数の増え方はペースダウンしつつあるものの、病床使用率が7割台、重症病床は3割台と減っていないから。これまでの波のことを考えても、病床ひっ迫がしばらく続くだろうということで「延長が必要」との判断です。
現在の期限は2月20日(日)ですが、報道によると延長は2~3週間の想定で、政府の判断に委ねるようです。
今のところ知事は、飲食店への「時短営業」や「酒類の提供時間の制限」は続ける方針みたい。
3月6日か、3月13日頃まで今の状況が続くことになりそうです。現在の制限の内容は、以前の記事で詳しく紹介してます。
神戸の新規感染者数を1月からの「週ごと」で見てみると、1月末から2月あたまが峠のようにも見えます。
ただ、県の状況と同様に病床使用率は「86%」、重症者用は「75%」と高いうえ、自宅療養している人は2万8000人以上。※2月15日時点、自宅療養者には調整中も含む
※画像:神戸市広報Twitterより
3万人近い人が自宅療養する中、電話が繋がりにくい状態を改善するため「自宅療養フォローアップセンター」が設置され、職員150人と保健師10人が、問い合わせなどに対応している状況とのこと。
兵庫県は、自宅療養者となった時、どう行動したらいいかを伝える動画をアップしてたりします。
検査キットで「陽性」が出た時用の「入力フォーム」なども新たにできて、できるだけ早く対応できるような仕組みもスタート。
これから感染者数や医療ひっ迫が落ち着いていくように、いろいろ活用して「再延長」とならないようにしたいところです。
◆関連リンク
・市内での新型コロナウイルス感染症患者の発生状況 – 神戸市
・神戸市広報 – Twitter
・兵庫県知事 さいとう元彦 – Twitter
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
ライター一覧