新型コロナウイルス感染症の影響で中止されていた『神戸ルミナリエ』が、4年ぶりに復活します。2024年1月19日(金)より10日間の日程で開催予定です。
第29回 神戸ルミナリエ
2024年1月19日(金)~1月28日(日)
東遊園地ほか
神戸市中央区加納町6-4
ルミナリエの復活は6月にお知らせしましたが、開催時期が今回正式決定されたみたいです。
震災犠牲者への鎮魂と教訓を語り継ぐ行事
『神戸ルミナリエ』は、これまでは12月に開催され、ライトアップされたきらびやかな作品が見られることから、「イルミネーションイベント」のような印象もあったかもしれません。
しかしルミナリエは、1995年に発生した「阪神・淡路大震災」の犠牲者への鎮魂の意を込めて、震災の教訓を語り継ぐことが本来の意味です。
震災のあった1995年から毎年開催されてきましたが、コロナ禍により、制作の要となるイタリアからの部材の調達や、イタリア人スタッフの来日が難しくなったことから、2020年に初の中止に。
それからの3年間は、規模を縮小し、開催時期も分散した「代替イベント」が開催されてました。
震災30年を見据え新たな「ルミナリエ」に
第29回を迎える次回の『神戸ルミナリエ』は、2024年度に震災30年を迎えることから、新たな「ルミナリエ」にするべく、新たな試みを行うそう。
これまでにも会場となっていた「東遊園地」と「旧居留地エリア」に加えて、「メリケンパーク」にも作品が展示されるみたいです。「旧居留地エリア」に展示されてた光の回廊「ガレリア」は、メリケンパーク内の作品の一部として、新しい回廊型作品として設置されるそう。
メリケンパークの展示では、新しいテクノロジーを活用して、パーク内に設置する作品をゆっくりと鑑賞できる仕組みにするのだとか。
作品内容など詳細については、あらためて発表されます。
『神戸ルミナリエ』では、年間を通じて募金を受付中です。銀行振り込み・Webサイトからの募金のほか、神戸市のふるさと納税でもルミナリエを応援できます。詳しくは公式Webサイトへ。
あわせて2024年度に迎える震災30年の「第30回 神戸ルミナリエ」について、神戸市は意見募集アンケートを実施してます。
開催要旨や実施時期など、”皆さんが考える神戸ルミナリエ”について、神戸市のアンケートフォームからぜひ回答してみてください。アンケートの締め切りは2023年8月18日(金)まで。
30年近く経って、震災を知らない世代も増えてきました。当時を経験した人が次世代にどう語り継いでいくか、「ルミナリエ」の復活を機にあらためて考えたいですね。
◆関連リンク
・神戸ルミナリエ – 公式サイト
・第29回 神戸ルミナリエ 2024 – 神戸市公式観光サイト
東遊園地で開催ってどこに設置するんですかね
以前のように芝生エリアにあの構造物とあの人の量が集まったらせっかくの芝生が一気にダメになりそう
花時計でやってたのをメリケンパークに移動するんかな?