須磨水族園で「春はワレワレ、ワレカラの季節だ」展が開催されてる。海藻につかまって暮らす小さな「ワレカラ」を展示。4/7-5/6

ワレカラ

須磨海浜水族園で、スマスイ自然環境保全助成企画展が開催されています。

「春はワレワレ、ワレカラの季節だ」展

2021年4月7日(水)~ 2021年5月6日(木)
神戸市立須磨海浜水族園


神戸市須磨区若宮町1-3-5

「ワレカラ」とは、海藻などにつかまって暮らす甲殻類の仲間です。とても小さな生き物で、大きさは数mm~数cmほどだそう。

その体には触角が4本、脚は10本もあり、カマキリのような見た目です。そのたくさんの脚を使って海藻などにつかまっている様子がかわいい。

ワレカラ
海藻をひょこひょこと歩き回る トゲワレカラ

この企画展は、2020年度スマスイ自然環境保全助成対象者の谷良夫(たによしお)氏、阪口正樹(さかぐち まさき)氏の協力で、須磨の近海で採集したワレカラの生体展示やパネル展示を行っています。

ワレカラ採取
ワレカラ採取の様子

 

 

開催期間
2021年4月7日(水)~ 2021年5月6日(木)

開催場所
本館2階 企画展ブース

展示内容
須磨の近海で採取したワレカラの生体展示
谷 良夫氏・阪口 正樹氏の取り組みをパネル展示

共催者
谷 良夫(たに よしお)
阪口 正樹(さかぐち まさき)

共催者について
大阪湾・播磨灘を中心にワレカラの生息種の解明を行っています。これまでに、大阪湾の調査では浮桟橋の所在する場所の塩分により、播磨灘の調査では流速により、特異的なワレカラが出現する可能性があることを解明してきました。大阪湾・播磨灘ひいては瀬戸内海全体のワレカラの生息種解明に尽力しています。2020年度スマスイ自然環境保全助成制度の対象者であり、過去の助成実績もあります。

備考
展示生物の状態により、予告なく展示の変更や中止をする場合があります。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご観覧の際はお客様同士の ソ―シャルディスタンスの確保にご協力をお願いいたします。
社会情勢などの変化に伴い、上記内容を変更させて頂く場合があります。

スマスイ自然環境保全助成制度について
調査・研究活動および自然環境保全活動の一環として、神戸市および周辺地域における生物多様性の保護や自然環境保全を推進していくために、須磨海浜水族園が独自に設立した制度です。須磨水族園の事業収入の一部を助成金として拠出し運営しています。2020年度で11回目の募集になり、過去2回の実績は2019年度に13件、2018年度に12件の助成を行いました。

さまざまな出会いがある春ですが、小さな生き物「ワレカラ」との出会いを体験してみてはいかがでしょうか。

また須磨海浜水族園は、リニューアルのため現在本館のみの営業となっています。

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2021年3月13日

◆関連リンク
須磨海浜水族園 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

かすみ

家族で食べ歩いたり踊ったりしています。

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