旧居留地の一角に、ベンチなどがあって休めるパブリックスペースができてます。
神戸市中央区播磨町20‐1
誰でも利用できる「パブリックスペース」ができたのは、旧居留地のブロック30「大丸カーポート」の下です。
海側を向くとカーポートの入口があり、次の交差点を東へ曲がると「神戸市立博物館」がある方向。奥に阪神高速の高架が見えてます。
山側を向くとこんな感じ。東側は三井住友銀行関連のビルが並び、まっすぐ行くと「朝日ビルディング」がある方向です。
大丸神戸店の「空き店舗」スペースを活用したインスタレーション(空間を使った現代美術の作品)になっていて、テーマが「新居留地」。
「土地の歴史」に触れられる憩いの場ということで、「屋根瓦」が使われてます。
旧居留地=洋風建築のイメージで、なぜ瓦?と疑問に思うかもしれませんが、1868年(明治元年)居留地として「JWハート」が整備、設計した当時の建築的特徴が「屋根瓦」だったからなんだそうです。
ベンチが設置されていて、中から見るとこんな景色。
奥行きがけっこうあるので、外よりは少しひんやりするような気がします。
こうしたスペースは、合計3か所作られる予定で、7月中旬にはもう少し海側のところにもオープン。
これから暑くなってくる季節、旧居留地を巡るときに、一息つく場所としていいんじゃないでしょうか。
◆関連リンク
・大丸松坂屋 – 公式サイト
>>大丸神戸店の「空き店舗」スペースを活用したインスタレーション
神戸昔物語。大丸に宇宙空間的、または昔のSFテレビ番組のタイム・トンネルを模したような店のエントランスが昔、一ヶ所ありました。当時アポロ計画、月面探査で宇宙が盛り上がっていたから作られたのでしょうね。電飾(LEDではないよ)の凝ったエフェクトのあるトンネルを抜けて店に入るワクワク感があって面白かった。今でも、素っ気ない現代美術より、この方が一般受けするでしょうね(笑