兵庫県立美術館で開催中の『ジブリの大博覧会』に行ってきた。「ねこバス」と圧巻の「空とぶ飛空艇」

兵庫県立美術館で開催中の『ジブリの大博覧会』に行ってきました。東京の六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」で開催された際は、50万人を動員した人気の展示会です。

ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~

2018年4月7日(土)~7月1日(日)
兵庫県立美術館


神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1

イベント概要やチケット情報などはこちらの記事をどうぞ。

大迫力のネコバスや飛空艇が見れる「ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~」4/7-7/1 兵庫県立美術館

2018年3月14日

1階のチケット売り場のところにあるパネル。ここの横が入り口になってまして、3階まで階段で登ります。風の谷のナウシカの「ジブリの大博覧会」メインの絵です。

3階まで登ったところ。こちらは文字と、右下のほうに「まっくろくろすけ」。写真を撮るのにピッタリな場所です。ここから一周回って、最後にもここに来ます。写真撮影の順番待ちもできてました。

会場マップ。3階が展示スペース、2階がジブリショップです。3階一番左から中に入っていきます。展示スペースで写真撮影ができる場所は限られてまして、一番右の折返し地点の「ねこバス」と一番左の展示の最後にある「空飛ぶ飛空艇」です。

その他の場所は撮影禁止です。見る順番は以下の通りです。

・ジブリのバー
・ジブリのポスターその1
・鈴木プロデューサーの机
・ジブリの宣伝
・ジブリのポスターその2
・メディアとジブリ
・コニャラ
・ジブリの倉庫
・ジブリの30年
・ねこバス(撮影OK)
↓↓ここから スタジオジブリ 空とぶ機械達展↓↓
・空へのあこがれ

・タイガーモス号
・なぜ飛行機は空をとぶのか?
・ジブリの空とぶ機械達
・ラピュタの風車
・空飛ぶ飛空艇(撮影OK)

宮崎駿監督を中心とした「製作」だけでなく、「配給」「興行」についても多く触れられています。

キャッチコピーを担当していた「糸井 重里」さんと、鈴木プロデューサーとの手紙(FAX?)のやり取りがわかる展示物が印象的で、キャッチコピーの重要性を感じました。見れば「おもしろい」映画も、見てもらうには、キャッチコピーなどを工夫しなければ、興行がうまくいかないんでしょう。

糸井 重里さんが担当したスタジオジブリ作品キャッチコピー
・「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」 – 映画『となりのトトロ』
・「4歳と14歳で、生きようと思った」 – 映画『火垂るの墓』
・「忘れものを、届けに来ました。」 – 映画『となりのトトロ/火垂るの墓』
・「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」 – 映画『魔女の宅急便』
・「私はワタシと旅にでる。」 – 映画『おもひでぽろぽろ』
・「カッコイイとは、こういうことさ。」 – 映画『紅の豚』
・「タヌキだってがんばってるんだよォ」 – 映画『平成狸合戦ぽんぽこ』
・「好きなひとが、できました。」 – 映画『耳をすませば』
・「生きろ。」 – 映画『もののけ姫』
・「家内安全は、世界の願い。」 – 映画『ホーホケキョ となりの山田くん』
・「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」 – 映画『千と千尋の神隠し』
・「猫になっても、いいんじゃないッ?」 – 映画『猫の恩返し』
・「ふたりが暮らした。」 – 映画『ハウルの動く城』
・「見えぬものこそ。」 – 映画 『ゲド戦記』

展示スペースに入るところで「ゲド戦記」のポストカードがもらえます。もらえるポストカードが毎回「ゲド戦記」かどうかは分かりませんが、うれしいプレゼントです。

ねこバス。中にベンチがありますので、みんなで中に入りましょう。窓から顔を出して写真撮影も。行った時は平日でしたが、それなりの混雑具合です。土日なんかに行くと、全体的に混み合って写真撮影なども順番待ちでしょう。

映画でも表示されていた「行き先表示」ですが、「こうべ」となっています。

こちらが最後の「飛空艇」。「飛空艇」が光ったり暗くなったり、飛空艇自体が上下します。

上にあるプロペラが回ったり、羽が動いたりと、ブリキ感がうまく表現されてジブリの世界の温かみを感じます。

飛空艇の真下に広がる街のようなもの。こちらも温かい光を放っています。

暗くなった時はこんな感じです。ローテーションが分からないので、壊れた?と思いながら見てましたが、そのうち光りだして、動き出します。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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