神戸市が、リユースプラットフォーム「おいくら」と連携し、4月14日から実証実験を始めてます。
神戸市の大型ごみは、2017年度に対し2020年度の収集量が約1.5倍と増加傾向ですが、収集している大型ごみの中には、まだ使用できるものが多く、問題になっているそう。
この実験によって、不要品を廃棄物として捨てるのではなく、再使用する仕組みを構築して、ごみ削減を目指します。
「おいくら」は、サイト上の入力フォームに入力すると、複数の加盟店舗から見積もりを受けられるサービスで、月間平均3万人(2020年8月現在)が利用しているプラットフォームだそう。
大型の家具・家電など、手軽にリユースすることができ、出張買取での対応が可能な品物の場合は、収集場所まで運び出す手間を省くこともできます。
神戸市はこの「おいくら」を利用して、廃棄物処理量の削減に取り組むとのことです。
第一弾として、神戸市ホームページ内「大型ごみ」から、不要品の一括査定申し込みができるようになりました。また、「神戸市大型ごみインターネット受付」にも「おいくら」の情報が掲載されるみたい。
今後は「リユースする」という選択肢が増えて、不要品処分やリユースに対する意識の変化や、循環型社会の形成につながるといいですね。
不用品を大型ごみとして捨てる前に、一度「リユース」を検討してみませんか。
◆関連リンク
・神戸市 – 公式サイト
・おいくら – 公式サイト
神戸ジャーナル 編集部
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