不動産・住宅総合情報サイトSUUMOが『SUUMO住みたい街ランキング2024 関西版』を発表しました。
関西版は大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県に住んでいる人を対象に、Webアンケートで実施した結果を集計しています。
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)在住の20歳~49歳の男女
有効回答数:4,292人
調査実施期間:2023年11月13日(月) ~ 2023年11月23 日(木)
調査機関:株式会社マクロミル
住みたい駅1位は「梅田駅」
住みたい街ランキングの駅別集計では、3年連続で「地下鉄 御堂筋線 梅田駅」が1位を獲得しました。
2位は3年連続で「阪急 西宮北口駅」、3位は7年連続で「阪急 神戸三宮駅」という結果に。
西宮北口駅は2021年まで首位を堅持していましたが、2022年からは梅田駅の首位が続いています。
グランフロント大阪
梅田駅の人気の背景には、JR大阪駅北側の再開発「うめきた」エリアの発展があり、「グランフロント大阪」が誕生したうめきた1期開発に続いて「うめきた2期(グラングリーン大阪)」が進行中で、今年9月には一部で先行街開きをする予定。
最近では、JR大阪駅直結のJPタワー大阪内に、商業施設「KITTE大阪」がオープンしています。
住みたい自治体 1位「西宮市」
「住みたい自治体ランキング」では、20代・30代・30代の全年代でも1位を獲得した「西宮市」が首位を獲得。
3位に「明石市」、5位に「神戸市中央区」がランクインしました。
西宮北口駅は、阪急神戸線と今津線の接続駅で、大阪の中心地「梅田駅」と神戸の中心地「三宮駅」のほぼ中間に位置しています。
梅田・三宮・宝塚までそれぞれ約15分ほどと、交通利便性の高さが評価されています。
西日本最大級の商業施設「阪急西宮ガーデンズ」と直結していて、駅周辺も再開発により便利・快適になってきています。
阪急西宮ガーデンズは開業以来3度目の大規模リニューアルを行ったばかり。兵庫県出身の俳優のんさんがイメージキャラクターになったことも大きな話題を呼びました。
3位に入った「明石市」は、ファミリー世帯からの支持が高く、「夫婦+子ども世帯ランキング」では西宮市に次ぐ2位にランクイン。
行政の子育て・子どもへの手厚い支援が評価されていて、市の人口は11年連続で増加しています。
兵庫県民が選ぶ住みたい駅1位は「西宮北口」
こちらは兵庫県民を対象にした、住みたい街(駅)ランキングトップ25です。
1位は7年連続で「西宮北口駅」、2位は「神戸三宮駅」、3位は「梅田駅」となりました。
昨年より順位を上げたのは5位「明石駅」、7位「神戸駅」、9位「宝塚駅」、12位「JR尼崎駅」、14位「垂水駅」、18位「JR大久保駅」。「甲子園駅」「阪神 尼崎駅」「加古川駅」「なんば駅」は前回圏外からのランクインでした。
家賃が割安な穴場3位に「明石駅」
交通や生活の利便性が高いのに、家賃や物件価格が割安なイメージを持つ「穴場だと思う街(駅)ランキング」では、前回圏外から上昇した「JR明石駅」が3位に。
前回1位の「阪神 尼崎駅」は4位、前回から1ランクアップの「阪急 西宮北口駅」が9位にランクインしました。前回・前々回3位だった「阪急 塚口駅」は10位タイとなっています。
総合ランキング1位の「梅田駅」が穴場駅ランキングでも1位となりましたが、家賃・物件価格は高めではあるものの、街の魅力として、働く場や街のにぎわい、文化娯楽施設の充実といったさまざまな面から支持されているようです。
生活スタイルによって住み心地・住んでみたい度合いは異なるので、ランキングは参考程度に。
◆関連リンク
・SUUMO住みたい街ランキング2024 関西版 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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