東灘区にあった「住吉幼稚園」の跡地に『だんじり展示施設』ができるみたい。だんじり展示スペース&賃貸住宅の複合ビルに

2019年に閉園した、東灘区「住吉幼稚園」の跡地に、だんじり展示スペース&賃貸住宅で構成される『だんじり等東灘の歴史・伝統文化発信施設』ができるみたいです。


神戸市東灘区住吉宮町7-2-6

「東灘区政70周年記念事業」として公募を行った結果、同区に拠点を置く「一般財団法人 住吉学園」が優先交渉権者に。

「だんじり」は、東灘で百数十年にわたって受け継がれてきた文化で、毎年ゴールデンウィークの時期には、各地区で「だんじりパレード」も開催されています。

 

 

しかし、この文化を継承していく拠点となる施設がないため、近年では練習場所・時間が限られるなど、貴重な伝統文化が絶えてしまう可能性が高まっているそうです。

そのような状況の中、東灘区での「だんじり」の魅力・文化を継承するための施設を、民間の設置・運営によって整備することになりました。施設には、長期にわたって運営できる工夫として「賃貸住宅」も設けられています。

建築概要
【延床面積】4,877.32平方メートル
【階数・構造】6階建・鉄骨造
【内訳】だんじり展示スペース等:2,965.15平方メートル/賃貸住宅:1,811.95平方メートル

施設のすぐ近くには、毎年5月にだんじり祭を行う「本住吉神社」が、少し東に進むと、東灘図書館に併設されている「住吉だんじり資料館」などもありますね。

完成予定時期は2024年まで。施設のオープンをきっかけに、伝統ある「だんじり」が盛り上がることを期待したいです。

◆関連リンク
一般財団法人 住吉学園 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

ユカコ

気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。

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