画像:公式サイトより
毎年夏に開催されているおばけ・妖怪・怪談をテーマにしたイベント『新開地おばけひろば』が、今年で最後の開催になるそうです。
最終回だョ!新開地おばけひろば2025
だれにもみえない、きみだけのおばけ。
2025年7月5日(土)~9月7日(日)
新開地アートひろば
神戸市兵庫区新開地5-3-14
画像:公式サイトより
昔から多くの人々が「目に見えなくてもそこにいる」と信じて語り継いできた「おばけ」。新開地おばけひろばは、夏らしい「おばけ」や「怪談」などをテーマにしたプログラムです。
目に見えなくても「いる」と信じることから面白くなっていくのではないか?と考え、新しい発想や発見が自由に生まれる場にしようという趣旨なんだそう。
今年のテーマは「自分だけのおばけ」。おばけや妖怪、モンスター、神様など、目には見えないけれど存在している何かを自分の感覚で感じ取って、想像し、かたちにしてみる、というイベントになるそうです。
でっかぁーーい窓ガラスにみんなで絵を描こう!!&消そう!! vol.13
画像:公式サイトより
「新開地おばけひろば」恒例のオープニング企画です。講師はイラストレーターの遠山敦さん。
大きな窓ガラスをキャンバスに、絵の具を使って皆で描き、作品をつくりあげます。完成した絵は約1カ月間展示し、終了後には絵を消すのも皆でやるそうですよ。
【開催日時】描こう!! 7月13日(日)13:30~/消そう!! 9月7日(日)13:30~(120分程度)
【参加費】1,500円(遠山さんデザインオリジナルTシャツ付き)
【定員】20人
【対象】小学生以上(両日参加できる人)
※申し込み受付は終了しました。
なぞのこべや―光と音と色のおばけさがしリターンズ―
画像:公式サイトより
アーティスト吉光清隆さんによる企画で、昨年開催時は”世界一怖くない”と人気を集め、また会いたい!との要望に応えて今年も開催されるそうです。
【開催日時】7月19日(土)~8月3日(日)11:30~17:30 ※休館日を除く
【参加費】無料
出張!納涼落語in新開地おばけひろば
画像:公式サイトより
神戸新開地・喜楽館との連携企画で、今年は神戸市出身の笑福亭智之介さん、桂三ノ助さんと、桂笑金さんによる、おばけや納涼をテーマにした落語を披露します。
各回の最初に落語解説も行うので、普段落語を聞かない人も気軽に参加できるのが特徴。子どもや子育て世代にとっての「はじめての落語」としても楽しめるそうですよ。
【開催日時】7月20日(日)16:00~ 笑福亭智之介/8月3日(日)16:00~ 桂笑金/8月24日(日)16:00~ 桂三ノ助
【参加費】無料(投げ銭をよろしくお願いします!)
【定員】当日先着30人(定員を超えた場合はスペース外から立ち見となります)
宇津呂鹿太郎の怪談の時間&怪談売買所
photo 片岡冬樹
画像:公式サイトより
尼崎市を拠点に、100円で怪談を売り買いする「怪談売買所」を定期運営している怪談作家の宇津呂鹿太郎さんによる「怪談ライブ」を開催します。
【開催日時】7月21日(月・祝)開場 17:30/開演 18:00(上演時間60分予定)
【参加費】1,500円
【定員】30人程度
【申し込み方法】専用予約フォームまたは電話(Tel:078-512-5500)
画像:公式サイトより
同じく7月21日には、宇津呂鹿太郎の怪談売買所もオープンします。「怪談を売買」する珍しい体験ができますよ。
【開催日時】7月21日(月・祝)13:00~16:00(1組15分)
【参加費】100円
【参加方法】当日12:30より1階受付にて整理券を配布
ニューおばけやしき~WILD MONSTER GOAL~
画像:公式サイトより
新開地アートひろばの夏といえば「ニューおばけやしき」。アーティストKOSUGE1-16さんによる展示で、今年のコンセプトはこんな感じです。
真夜中の森がざわめく。
そこには、新開地の人たちの心の闇からはいでてきたやばいモンスターたちが集まっていた。
「ヒューー―ッ!」
死神が笛を吹き、ボールを宙に投げ上げる。
オオカミが銀色の毛で覆われた右足でボールを奪うと、ドラゴンが電と炎を操りながら突進してくる。
「ガオォォォ!」
大きな鳴き声とともに空から火の粉が降り注いできた。
モンスターたちは奇声を上げながら不気味な球を追いかけ回す。
試合はまだ始まったばかり。
夜明けまでこの不思議なサッカーは続くのだ。この夏、君はモンスターを操ることができるようになる。
君の手でGOALを奪え!
【開催日時】7月27日(日)~8月31日(日)11:00~17:00 ※休館日を除く
【参加費】無料
協働制作「ワイルドモンスターをつくろう!」
画像:公式サイトより
アーティストKOSUGE1-16の土谷享さんと、「ニューおばけやしき」に登場するワイルドモンスターをつくることができます。
完成したモンスターたちは今年のニューおばけやしきで活躍! 巨大なテーブルサッカーのコマになるそうですよ。
【開催日時】7月5日(土)・6日(日)各日 10:30~15:30
【参加費】無料
【定員】10組程度
【対象】小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください)
【申し込み方法】専用予約フォームまたは電話(Tel:078-512-5500)
巻物に墨絵で妖怪を描いてみよう!
画像:公式サイトより
妖怪書家として活動する逢香さんと一緒に、巻物に妖怪墨絵を描いてみるワークショップです。
墨ならではの表現が楽しめるそうで、完成した巻物は持ち帰ることができるみたい。
【開催日時】8月2日(土)11:00~12:00/14:00~15:00
【参加費】1,500円(材料費込み)
【定員】各回12人
【申し込み方法】専用予約フォームまたは電話(Tel:078-512-5500)
芸能ナイトin新開地おばけひろば
画像:公式サイトより
全国各地で伝えられている、その年の大漁をあらかじめ祝うという「ゑびす舞」をモチーフにしたショーや、日本の横笛・篠笛(しのぶえ)による演奏、幕末~明治初年までにできていたという盆踊り口説「江州音頭」、篠山神楽社中による石見神楽「八幡」「大蛇」などが楽しめます。
【開催日時】8月23日(土)14:00~/18:00(上映時間 各回100分予定)
【参加費】大人 前売2,000円・当日2,500円/20歳以下 前売・当日とも500円 ※保護者同伴の膝上の子どもは無料
【定員】各回100人
【申し込み方法】専用予約フォームまたは電話(Tel:078-512-5500)
おばけやしきの歴史と文化~世界編~
画像:公式サイトより
兵庫県立歴史博物館の学芸課長兼県立美術館課長の香川雅信さんを講師に、世界のおばけやしきについての講座を開催します。
皆が知っている(かもしれない)有名なおばけやしきの歴史などが聞けるそうですよ。
【開催日時】8月30日(土)16:00~
【参加費】1,000円
【定員】20人 ※大人を対象としたイベントです
【申し込み方法】専用予約フォームまたは電話(Tel:078-512-5500)
開催期間
2025年7月5日(土)~9月7日(日)
開館時間
10:00~22:00
休館日
火曜(祝日の場合は翌日に振替)
場所
新開地アートひろば
料金
一部有料
「おばけ」と聞くとなんだか怖いと感じていた子どもも、展示やワークショップなどを通して楽しく学ぶなかで、おばけに親しみを覚えるかもしれませんね。今年で最後なので、今まで訪れたことがある人もそうでない人も、ぜひ現地で楽しんでみてください。
◆関連リンク
・最終回だョ!新開地おばけひろば2025 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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