神戸の紅葉名所『再度公園』で絶景に囲まれ「コーヒー」を堪能！子連れにおすすめのスポットも

再度公園（ふたたびこうえん）は、いま1年の中で最も賑わう紅葉シーズン！

神戸の中心地「三宮」から「再度山ドライブウェイ」を通り、車で約20分という立地にあり、自然を満喫できる山の中の公園です。

神戸市北区山田町下谷上

都市公園では日本初の国指定名勝で、園内には修法ヶ原池（しおがはらいけ）があり、その紅葉の景色がキレイなんだそう。

デートやファミリー・ペット連れの皆さんの憩いの場になっている『再度公園』。2023年紅葉の様子を見に行ってみます。

週末限定バスで紅葉の名所へ 

再度公園へのアクセス方法は大きく3つ、徒歩・車・バスから選択できます。ハイカーが自然に触れながら歩いて登ったりもしますが、今回はバスを利用することに。

例年若干、運航スケジュールが変わるようですが、3月下旬〜11月末の土日祝に三ノ宮駅発着の市バスが運行されています。

（※3月の運行開始日の予定は、2月下旬ごろに決定されるそうです）

乗り場は、ミント神戸1階にある「三宮バスターミナル」の4番付近にあります。

目的地へは、市バス25系統「森林植物園前」行きに乗車し、「再度公園」で下車する約30分のルート。

三角コーンに 森林植物園 先頭 と、整列用の貼り紙がありますが、小さくて見逃しそうになるのでご注意を。

この日は乗車時刻になる頃には、およそ50名ほどが列に並び、「全員が乗り切れるのかな？」とやや不安に。

そこへすぐ後続に2台目のバスが来て、分散して乗車し、ほぼ同時に2台とも出発。ハイシーズンだからか臨時便が出ているようで、ホッと一安心です。

バスを降りた停留所から修法ヶ原池までは、およそ徒歩10分。

道中は整備こそされていますが山道なので、足元は「履き慣れたスニーカー」か、「トレッキングシューズ」がおすすめ。

服装は、都市部から近いとはいえ山なので、寒くても対応できるよう、脱ぎ着ができる「重ね着」が良さそうです。

途中、池までほど近いところにある無料駐車場をチェック。

およそ180台駐車可能だそうで、すぐそばに公衆トイレもあります。ここから離れた場所になりますが、臨時駐車場もあるみたいですよ。（※再度山ドライブウェイは、自動二輪の通行は禁止されています。）

今が見頃！紅葉狩りをしながらお散歩タイム

ここからは、読者リポーターの畑野さんご一家と「紅葉狩り」をしながら、どんな公園か散策をして行きます！

池の周りにはぐるりと遊歩道がめぐらされ、ちょっと一息つけそうなベンチやテーブルがあちこちに置かれています。

ベンチがさっそく子ども達の遊び場に。「いらっしゃいませ！モミジ屋さんです！」

遊歩道はコンクリート舗装でないところが多いので、ベビーカーだと走行に苦労する箇所がところどころ見られます。赤ちゃんづれのご家族は、抱っこ紐での散策がおすすめ。

こちらは池の北西側にある、ログハウス。

飲料の自動販売機や茶屋もあり、おでんやカレーなどの軽食・アルコール類が提供されています。

ログハウスの前は、かなりゆったりした広場になっているので、レジャーシートを広げてお弁当を食べるのも良さそう。

秋にはイベントなども開かれているようです。

自然の中で遊ぶ！子どものワクワクスポット

同じくログハウス前の広場に、鉄棒を発見！

鉄棒の高さは、子どもにとってはかなり高めですが、「ぶら下がってみたい！」気持ちは抑えられません。

一番高い鉄棒からは、どんな景色が見えたのかな？

また、ログハウスの近くの山の斜面に、子どもがのびのびと遊べそうな森の運動場があります。

地図によると、近くにどんぐり拾いができるところもあるみたい。

この日は両手いっぱいに松ぼっくりを集めます。真っ赤な絨毯をバックに撮ると素敵ですよね。

こちらはビッグくものすという遊具。巨大なハンモックのようで、跳ねると楽しそう！

この斜面を上るだけでも、良い運動になりそうですね。

秋の絶景を見ながら一休み

池の西側、駐車場から近い場所に山小屋のような建物を発見！「旧ボートハウス」を改装したお店なんだそう。

1階のテイクアウトカフェ Re‐encounter（アールイー エンカウンター）に立ち寄ってみます。

コーヒーは、フェアトレードでオーガニックの豆を使ったこだわりの一品。

看板メニューの「自家製スコーン」は、ブルーベリークリームチーズ（300円）／チョコチップ（300円）／粒あんバタースコーン（400円）などから選べますよ。

今日は、コーヒーとスコーンのセット（600円）を注文します。

お店のお得な情報は、事前にインスタグラムやWebをチェックしてみてくださいね。

注文カウンター前の様子はこんな感じ。屋根の下には、ちょっとしたテーブルとイスも。外階段から行ける2階には、2名ずつ座れるテーブル席が2つありますよ。

お店では食事以外に、ハンモックのレンタルサービスも。自然の中でハンモックでゆらゆら揺られるのは、とっても気持ち良さそうですね。

お店のひとに確認すると「外へ持ち出しても良い」そうで、紅葉がよく見える場所へと移動します。

すこし肌寒い気候ですが、あたたかいコーヒーとスコーンで「ほっこり」した気分に。

自然の美味しい空気の中でいただくコーヒーは、格別です！

おすすめ写真映えスポットのご紹介

ここからは、公園内のおすすめ写真映えスポットを、3つご紹介します。

1つ目は、Re‐encounteのすぐそば。

これからもっと紅葉していきそうな、モミジをバックに撮影。

赤だけでなく、緑からオレンジへのグラデーションもキレイです。

2つ目は、池の東側にある遊歩道。

紅葉に囲まれた「記念写真」は良い思い出になりそう。

季節が進むと、赤く色づいたモミジの絨毯が、もっと広がっていくかも。

ここでモミジの葉っぱを拾って、「モミジ吹雪」をしても楽しいですよ。

3つ目のご紹介は、池の北側にあるロゴ看板前。池の周りには、全部で2つの「BE ROKKO」のロゴ看板があります。

北側には高台が設置されていて、そこから撮ると、名所の景色とロゴが一緒にワイドな画面に写るのでおすすめ。

こちらのロゴ前の池には柵がないので、池のほとりに座ることができます。

ゆっくりと景色を楽しむのも素敵な時間ですね。

都会の喧騒から離れ、紅葉の景色と山の美味しい空気に囲まれてすっかりリフレッシュした一日。子ども達もたくさん遊んで大満足です。

美味しいコーヒーで一息ついて、ゆっくりと家族の時間を満喫する「紅葉狩り」となりました。

ウェザーニュースでは、再度公園の紅葉は「11月中旬〜下旬頃」まで見頃の予報。

週末に紅葉の名所へ、お出かけしてみませんか？

【撮影協力】ゆうこ／Instagram（@yuu.photo1202）
日々、絶賛育児奮闘中の二児の母です。趣味は、料理とカメラ♡家族でお出かけしては、子供たちの写真を撮って思い出をつくっています。神戸の街並みが大好きで、まだまだ行きたい場所だらけです！