
JR神戸駅から元町商店街の方へ行く途中に作られる「広場」のイメージが分かってきました。
神戸市中央区相生町1-3-4

JR神戸駅の東には、「阪急阪神不動産」が「20階建て」の高層マンションを建設する予定で、その敷地に隣接して「広場」を作ることがお知らせされてました。

広場のイメージ図が、建設予定地に新たに貼り出されています。名前は『相生橋広場(仮称)』で、交差点のガソリンスタンド側のスペースが充てられるようです。
イベント時などにキッチンカーが数台駐車できるように考えらえていて、夏の暑い時にひと休みやすいように屋根付きベンチがあったり、「路面温度上昇を抑える舗装」になるとのこと。

夜は照明で雰囲気のいい感じに。※まだ検討段階で変更となる場合はあるようです。

広場の名前の由来となった「相生橋」は、JR神戸駅からハーバーロード周辺にあったという「日本初の木造跨線橋(こせんきょう)」。
建設予定地の仮囲いに、その歴史が周辺の変化とともに紹介されてます。

「神戸~大阪間」の線路を敷くため分断された「元町通」と「多聞通」を結ぶため架けられた「相生橋」。
幅は約5.5mで「人専用」の橋で、車は踏み切りを渡るというすみ分けだったそう。
開業150周年記念で神戸駅に設置された「錦絵モニュメント」にも描かれています。

仮囲いには、歴史あるお店の昔の写真や、街づくりの歴史なども展示されているので、街歩きの参考にもなるかもしれません。

広場の完成予定は、「2027年」とマンションの完成時期と一緒になる予定。
まだ少し先ですが、近くでは機関車がある「D51広場」横の「歩行者専用道路化」など、これまで通るだけだった場所に変化が起きる計画です。
ひとつひとつは小さくても、いろいろ変わると人の流れを変えることになるかもしれませんね。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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