ハーバーランドの『こべっこランド』が移転。規模が大きくなって2021年に「和田岬」へ。どう生まれ変わるか聞いてみた

ライター:カオル

ハーバーランドの「umie(ウミエ)」の向かいにある神戸市総合児童センター(こべっこランド)が移転します。どう変わるか、なぜ移転なのか?神戸市に聞いてみました。


(現在の場所)神戸市中央区東川崎町1-3-1

「移転予定地」となっているは、兵庫区の「和田岬駅」から北東に3分ほど歩いたところ。「中部処理場」(下水処理場)の跡地で、近くには、「ノエビアスタジアム」があります。


(移転予定地)神戸市兵庫区上庄通1-1

移転後の完成イメージ図が、公開されました。

移転計画では、現在は、1つの建物の中で階によって分かれている「こべっこランド」と「こども家庭センター(児童相談所)」が「隣り合う」形になります。

イメージ図の右側が「こべっこランド」で、「神戸」をコンセプトにした建物になる予定。船の甲板をイメージした三角形のデッキや、海を連想させるイメージカラーの青をポイントに入れたりするそう。

広さ(延べ床面積)は、「こべっこランド」だけで500㎡ほど拡大。施設全体で約1.6倍になります。


※現在のプレイルーム「こべっこランド」HPより

現在の「こべっこランド」は、5階に体を動かせるプレイルームがあり、子どもたちでにぎわっています。

新「こべっこランド」では、いろんな場所に遊びスペースを設けて、施設全体を回りながら遊んでいくようなことを考えているそう。

例えば、イメージ図の三角のデッキ部分(2階)から1階へ、遊びながら降りれるような仕掛けをつくることが検討されています。

「すべり台」かな、「のぼり棒」かな…想像が膨らむところ、期待しましょう。

イメージ図では、水遊びができそうな「噴水」のような場所や「小さい山」のような場所なども見られます。実際にこの通りになるわけではないですが、「屋外で遊べる」空間も考えられているということです。

これまでは、ハーバーランドという街中だったので、屋外エリアはありませんでしたが、移転によって新しい楽しみ方が増えそうです。

現在もあるような、「料理教室」や「音楽スタジオ」などは、同じくらいの規模で引き続き設けられるとのこと。

新たに設けられるのは、「駐車場」。60台ほどになるそうですが、利用料については、検討段階とのこと。

「こべっこランド」自体は、引き続き無料の施設ですが、駐車場も無料となると、「施設の利用者以外」が止めて「利用者が止められない」ということもありうるからです。

公共交通機関で行くとなると「地下鉄海岸線」か、本数の少ない「JR和田岬線」か、「バス」か…

これまでより「アクセスが悪くなる」ことは、パブリックコメント(市民の声)などでも指摘されているので、「車」という選択肢を気軽に選べる方法に落ち着くことを願うばかりです。

ところで、なぜアクセスが悪い場所に移転するのか?今の場所じゃだめなのか?について。

1つは、「こべっこランド」と併設されている「こども家庭センター」の機能として課題があることが理由。

やむを得ない事情で家庭での養育が困難になるなどした子どもたちの「一時保護所」になっているが、現状では、繁華な場所なのでプライバシーを守りにくい。また、児童相談件数が増加する中で、施設の規模が手ぜまになっていることがあるそうです。

実際の統計を見てみると、「一時保護所」を利用する子は、年間300人程いて、相談件数は10年前の約6倍に増えてました。

とはいえ、「こども家庭センター」だけを移転ということではだめなのか?

それについては、「こべっこランド」では、「発達がゆっくりな子」などサポートが必要な親子に向けた講座や支援を行う事業もやっていて、こどもの相談を専門とする「こども家庭センター」とも連携しながら行っているので、一緒にあり続けることが必要とのこと。

「児童相談所」と「大型児童館」が同じ場所にあるという自治体は、あまりないそう。もしかしたら、一つの建物に作られたのには、悩みを抱えた子も、楽しめるようにという配慮もあったのかもしれません。

とにかく、約57億円をかける移転事業は動き出してます。アクセスの悪さが気にならないくらい、皆が行きたい施設になるといいですね。

◆関連リンク
神戸市 – 公式サイト

カオル
ライター:カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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