「神戸市立森林植物園」で、ミツマタ・カタクリなど、春の花が見頃を迎えているみたいです。
神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
園内の森の中で咲き始めたのは、紙幣などの和紙の原料としても知られる「ミツマタ」と、春の妖精(スプリング・エフェメラル)のひとつにも数えられる「カタクリ」の花。
ミツマタ
枝が必ず3つに分かれていくことから、その名前がつけられた、落葉低木「ミツマタ」(三又)。
万葉集で柿本人麻呂が詠んだ「さきくさ(三枝・先草・幸草)」は、この花であるという説もあるそう。
カタクリ
多年草「カタクリ」は、古語「堅香子(かたかご)」の名で万葉集で詠まれたように、古くから親しまれる花です。
開花は3月中旬から4月上旬ごろまでで、姿を現すのは4~5週間ほど。命の儚さから「春の妖精」とも呼ばれています。
園内では、森林の中をめぐってサンシュユ・フキノトウ・ミツマタの花や、オタマジャクシ・セトウチサンショウウオの卵などを見つける「ガイドツアー」も開催される予定です。
春が来た!子どものための森林ガイドツアー
【日時】2021年3月20日(土)27日(土)10:30~12:00/13:30~15:00
【集合場所】森林展示館北側入口 ※小雨決行
【参加費】無料
【対象】小学生 ※幼児の参加は必ず保護者同伴となります
【定員】20名
入園料
大人 300円/小・中学生 150円
休園日
水曜日(休日と重なった場合は翌日)
問い合わせ
神戸市立森林植物園 TEL : 078-591-0253
「カタクリ」は、陽が当たったときだけに開く花とのことですので、お天気の良い日を狙ってどうぞ。
「神戸市立森林植物園」では、春をテーマにしたイベントに参加できる『春来祭』も開催中です↓↓↓
◆関連リンク
・神戸市立森林植物園 – 公式サイト
ユカコ
気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。
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