小説『妖精の物理学』は「神戸」が舞台。KADOKAWA主催コンテストで3,819作品の中から「大賞」に、三宮には「大型ポスター」など

5月10日(土)に発売された小説『妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―』は、「神戸」が舞台となっているようです。

三宮エリアの駅構内や大型ビジョンには、5月18日(日)までポスターや映像が登場してます。


神戸市中央区布引町4-1-1

作品は、KADOKAWAが開催している公募小説コンテストである「第31回 電撃小説大賞」で、応募総数3,819作品の中から「大賞」を受賞。電撃文庫から5月10日(土)に発売された、感動の大作ファンタジーです。

気になるあらすじはこんな感じ。

「たった今、世界の法則を再定義しよう」

2032年に提唱された前代未聞の物理学理論により、世界の在り方は大きく変わった。特定の物理現象が少女の姿で具現化した存在――『現象妖精』は、人類に多大なる恩恵と、未曽有の大災害をもたらした。

七年前、『現象妖精災害』により一度崩壊し――復興した街・神戸。そこに暮らす少年・カナエは平穏な日々を過ごしていた――はずだった。あの日、助けを求める彼女の声を聴くまでは。

「1500万もの人間を、この手で一度に、――殺しました」

世界の秘密と、犯した罪。少年と妖精の逃避行が今、始まる。

大賞受賞作家が遺した感動の大作が堂々刊行!

主人公である少年「カナエ」は神戸に住む高校生とのこと。時間軸は2025年よりも未来の設定で、ファンタジー性のある物語ではありますが、もしかしたら作中に神戸市内の地名・スポット名が登場することもあるんでしょうか。

あらすじの最後に「大賞受賞作家が遺した」とあるように、著者である「電磁幽体」さんは、昨年12月に病気により急逝されてます。特設サイトには、編集部からの刊行にあたってのコメントが。

ご遺族の意向を直接確認し、校正においては誤字脱字などの修正を除いて応募時の原稿そのままのかたちで出版することにしたのだそう。

著者の逝去前からイラストを担当することが決まっていた「necömi」さんが表紙をはじめとするイラストを担当したようです。

刊行にあわせて、5月18日(日)まで、三宮エリアにはポスターや映像などの広告が登場してますよ。


JR三ノ宮駅 大型ポスター

【掲出期間】2025年5月12日(月)~18日(日)
【掲出場所】JR三ノ宮駅 1F中央改札口内 下りホーム側エスカレーター
※駅及び駅員へのお問い合わせはご遠慮ください
※撮影の際は周囲のお客様へのご配慮をお願いします
※お問い合せはKADOKAWAカスタマーサポートまで


地下鉄 三ノ宮駅 大型ポスター

【掲出期間】2025年5月8日(木)~14日(水) ※終了済み
【掲出場所】地下鉄 三ノ宮駅 さんちか新通路


三宮オーエスビジョン

【掲出期間】2025年5月12日(月)~18日(日)6:00~24:00
【掲出場所】ステラ三宮ビル壁面
※お問い合せはKADOKAWAカスタマーサポートまで

書誌情報
【タイトル】
妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―
【著者】電磁幽体
【イラスト】necömi
【発行】株式会社KADOKAWA(電撃文庫)
【発売日】2025年5月10日(土)
【定価】858円(本体780円+税)
【ISBN】9784049162301


どの広告も人通りが多く目立つ場所にあるので、ここ数日のうちに既に目にした人も多いんじゃないでしょうか。

神戸が舞台になっている作品なので、ふだん小説やファンタジー作品をあまり読まない人もこの機会にぜひ。

◆関連リンク
妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom― – 特設ページ 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト

 

この記事を書いた人

やよい

「推し」のライブによく出没します。

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