今年度の『神戸ルミナリエ』について、開催趣旨や期間、会場などが正式決定したみたいです。
第30回神戸ルミナリエ
2025年1月24日(金)~2月2日(日)
東遊園地、旧外国人居留地、メリケンパーク
神戸市中央区加納町6-4
『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者への鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託して、大震災の起こった1995年12月に始まりました。以来、震災の教訓を語り継ぐとともに神戸の希望を象徴する行事となっています。
2019年までは毎年12月に開催されていましたが、コロナ禍により、制作の要となるイタリアからの部材の調達や、イタリア人スタッフの来日が難しくなったことから、2020年に初の中止に。それからの3年間は、規模を縮小し、開催時期も分散した「代替イベント」が開催されていました。
4年ぶりに復活した前回のルミナリエでは、震災30年の「第30回神戸ルミナリエ」が持続可能な新しいルミナリエとなるよう、1月開催でより鎮魂の意味を深める・会場を分散させて混雑を緩和する・有料エリアを設ける、といった新たな試みが行われました。これらの試みについては先日検証チームが「効果的だった」と報告しています。
第30回目の趣旨は「阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と大震災の教訓を語り継いでいくとともに、まちのさらなる魅力発信と神戸地域への集客を目的に開催すること」。前回と同じく1月の開催です。
会場は東遊園地、旧居留地、メリケンパーク。旧居留地では「三井住友銀行神戸本部ビル前広場」を中心に作品を展開し、メリケンパーク会場は「一部有料エリア」とするのだそう。
また旧居留地エリアや北野エリアなどでは、ルミナリエとの連携ライトアップを実施することで回遊性の向上を図るんだとか。作品内容などの詳細については10月頃に改めて発表されます。
震災30年の節目を迎える『神戸ルミナリエ』。改めて災害について深く考える機会にしたいですね。
初の1月開催・会場分散・有料エリア設置を試みた前回のルミナリエのレポートはこちらから読むことができます。
神戸はどこを目指しているのだろうか。ルミナリエを縮小、花火大会は廃止、須磨水を無くし、近代建築を呆気なく壊す。100年後、全く個性のない無名都市に成り下がっているとしか思えない。
株式会社神戸市 今何処である。