神戸で麺活！精肉店直送の「牛テール」を使ったラーメンを食べてきた。『龍の髭』～長田・苅藻駅近く～

地下鉄海岸線 苅藻駅から徒歩3分のところに、『龍の髭』という牛テールベースのラーメンが食べられるお店があると聞いて、足を運んできました。

『龍の髭』では、六甲道にある「(有)肉文」という精肉店から直接送られてくる牛肉を贅沢に使い、精肉店直送だからこそできる価格でラーメンを提供しています。

漫画を読みながらゆっくりラーメン？！

店内は木目が多く落ち着いた雰囲気で、25席（カウンター7席、テーブル8席、お座敷10席）あり、好みに合わせて好きな席に座れます。

お座敷もあるので、足を延ばしてゆっくり座っても良いし、カウンター席でラーメンに集中することも。

お座敷には漫画がずらりと並べてあり、混んでいない時間帯には、ラーメンを食べた後に漫画を読みながら、ゆっくりと時間を過ごすお客さんも少なくないんだとか。

「テールラーメン」は濃厚？あっさり？

メニューはこんな感じ。一番人気はやっぱり「長田テールラーメン（750円）」で、2番目は「ぼっかけラーメン（550円）」だそう。

ラーメン以外に一品メニューもあり、単品で「テール（500円）」や「ぼっかけ（350円）」などを注文して、お酒と楽しむことも。

今日は、一番人気の「長田テールラーメン」を注文します。

長田テールラーメン　750円（税込）

「長田テールラーメン」には、お箸で持ち上げるのも大変なくらいずっしりと肉のつまった「牛テール」が、2つも乗せられています。

「牛テール」以外にも、半熟卵や、白髪葱がどっさり乗せられており、シャキシャキとした触感も楽しい！

麺は、スープがよく絡む全粒粉入りの中細麺で、湊川にある「マルヤス製麺所」のものを使用しているんだとか。

食べる前は、「牛テール」のラーメンというと「がっつり濃厚系」をイメージしていたのですが、食べてみると臭みも一切なく、すっきりとしたうま味を感じられます。

スープは、毎朝「牛テール」も含めて7種類の材料を圧力鍋でコトコトと長時間煮込み、アクを丁寧に取ることにより、あのすっきりとした滋味深い味を引き出しているそう。

少し食べ進めたころに、「味変」で、「オカンのアレ」という通称の、ニラの唐辛子漬けをラーメンに足すことも。

「オカンのアレ」は、粉唐辛子と複数の材料を混ぜ合わせたペーストを一から作り、そのペーストとニラを合わせ一晩寝かせると完成します。

ラーメンを注文すると無料でついてくるので、辛いもの好きさんやニラ好きさんには天国！

あっさりとした塩系のスープに「オカンのアレ」が加わると、スタミナ系ラーメンに変化します。

「オカンのアレ」以外にも、実は「オトンのアレ」という、生姜の黒酢漬けをお願いすることもできます。

「オトンのアレ」を入れて食べてみると、スタミナ系の「オカンのアレ」を加えた時とは打って変わって、すっきりと爽やかな味を最後まで楽しめます。

店主さんいわく「牛テール」はラーメンからいったん取り出して、がっつりくらいつきながら食べて欲しい！とのこと。

ゆっくり食べたい人用には、骨から簡単に身を剝がせるように「カニスプーン」も用意してくれています。

「牛テール」は、コラーゲンがたくさん含まれていて、おでんの牛すじのようなプリプリとした食感で、健康や美容面でも嬉しいです。

「替え麺」ならぬ「替え飯」で、リゾット？！

替え飯　180円（税込）

「牛テールラーメン」を食べ終わった後はそれでおしまいではなく、「替え麺」ならぬ「替え飯」を注文すると、なんと和風リゾットも楽しめるんです。

「替え飯」には、白ご飯の上に、炙ったシュレッドチーズと、刻みのりがたっぷりと乗せられています。

食後の少し温度が下がったスープの温度を上げるためにどんぶりごと熱く熱されているので、ご飯をラーメンどんぶりに移すとスープの中でチーズがとろりと溶けて、リゾットのよう！

余すことなく、最後までテールスープを堪能できます。少し残しておいた「牛テール」の肉をここに加えても良し！

精肉店直送だからこそできるコスパ抜群なラーメンは、まさにここでしか食べられない味です。

【店舗名】龍の髭
【ジャンル】ラーメン店
【住所】神戸市長田区東尻池町9-1-24 MAP
【電話番号】078-682-7775
【営業時間】11:00～15:00 / 17:30～20:30（月～土）11:00～15:00（日）
【定休日】不定休
【リンク】公式サイト / Instagram
【駐車場】なし
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