果樹栽培を1年間学べる『こうべ果樹の就農学校』受講者の募集が始まってる。週5研修で本格就農を目指すコースなど

こうべ果樹の就農学校

西区にある「神戸ワイナリー」(農業公園)を運営する神戸農政公社が、果樹の新規就農者育成のための『こうべ果樹の就農学校』研修生を募集しています。

西区と北区には広大な農村地域があり、生産地と消費地の近さから、野菜や果樹の生産が盛んに行われてます。果樹団地は西日本最大級で、兵庫県下でも有数の果樹生産地なんだそう。

これまでワイン用のぶどう・梨・桃といった果樹の栽培管理に長年携わってきた神戸農政公社が、これまで培ってきた果樹栽培に関する知識を活かし、果樹の新規就農者育成に取り組んでいるのが『こうべ果樹の就農学校』です。

こうべ果樹の就農学校

今回募集が始まったのは、長期間の研修で本格就農を目指す「こうべ果樹の就農学校」研修生(後期)と、働きながら短時間の研修で果樹生産を目指せる「こうべ果樹の就農学校(神戸ネクストファーマーコース)」研修生の2コース。果樹(ぶどう、梨、桃、りんご、加工用ぶどう)の栽培技術、野菜などの栽培指導、出荷作業や観光農園としての経営手法などを、1年間しっかり学べます。

こうべ果樹の就農学校
【研修内容】果樹の新規就農を目指すコースです。受講生は、果樹の栽培・剪定など年間を通した栽培管理技術や、観光農園を運営するための経営手法を学ぶことができ、また就農に向けたフォローアップを受けることができます。
【研修場所】道の駅 神戸フルーツフラワーパーク大沢 内果樹園、神戸ワイナリー(農業公園)
【研修期間】2023年11月~2024年10月(原則 週5日間/1日あたり7時間程度/年間 1,200時間以上)
【研修費用】10万円
※研修費用には消費税・資料費・農業機械燃料費・水代・保険料等が含まれています。
※研修中にかかる消耗品費等は自己負担になります。
※公社は農業経営者育成機関の認定を受けており、受講者は「就農準備資金」を受給しながらの研修が可能です(受給には条件があります)。

こうべ果樹の就農学校(神戸ネクストファーマーコース)
【研修内容】働きながら果樹生産について学べるコースです。神戸市で農業に参入するには、研修機関等で1年間1,200時間以上の農業研修が必要となっていますが、神戸市では農業の多様な担い手の育成のため「神戸ネクストファーマー制度」を創設。市が認定した研修機関が実施する100時間程度の研修等を修了すれば、100㎡~1,000㎡未満の小規模な農地を借りることができます。主に研修プログラムは土日開催のため、平日に別の仕事を続けながらでも受けることができ、適切な農地管理を行えば、営農開始から3年目以降は100㎡~1,000㎡未満の小規模営農の継続に加えて「1,000㎡以上」の本格農業参入も可能になります。
【研修場所】道の駅 神戸フルーツフラワーパーク大沢 内果樹園、神戸ワイナリー(農業公園)
【研修期間】2023年11月~2024年10月(原則 土曜日/1回3時間/年間 120時間)
【研修費用】7万円
※研修費用には消費税・資料費・農業機械燃料費・水代・保険料等が含まれています。
※研修中にかかる消耗品費等は自己負担になります。

募集概要(両コース)
【募集期間】2023年9月1日(金)~9月22日(金)17:00必着/面談日 9月29日(金)
【募集人数】こうべ果樹の就農学校 5名程度/こうべ果樹の就農学校(神戸ネクストファーマーコース) 10名程度
【応募方法】公式サイトより応募申請用紙をダウンロードして、郵送またはメールで提出。受付後に面談時間等について連絡予定です。


農業未経験でも、果樹栽培のノウハウや農機具の使い方など基本的なところから学べるんだそう。フルタイム勤務者でも研修を受けられるコースもあるので、気になった人はぜひチェックしてみてください。

◆関連リンク
里山・農村地域活性化事業 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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