来年度からリニューアル工事が計画されている「板宿駅」の今の様子を確認しておきます。
神戸市須磨区
地下鉄西神・山手線「板宿駅」は、市民投票でリニューアルデザインが決定し、2024年度前半には工事が始まる予定です。各所のイメージ図は、以前の記事でご紹介しています。
現在の板宿駅のイメージテーマは「板」ということで、ホームの壁は板張りのようになってます。
ここは板宿だなと分かりやすい特徴的なデザインですが、リニューアル後は、壁の「板」っぽさはなくなる予定。
ホーム全体を見ると、天井部分に年季を感じます。開業以来46年が経っているということですから、古くもなりますね。
リニューアル後は、天井に木のような素材が使われます。柱は円柱にしてピンク系のモザイク柄になり、柱の回りに丸い板が取り付けられて、腰かけられるようになるイメージです。
改札前には、あまり「板」っぽさはないように感じます。
リニューアル後は、切符売り場の周りや床に木のような素材が使われるようですが、丸いデザインなので「板」っぽく感じるかは分かりません。
北改札前は、山陽電車 板宿駅へとすぐ行けるようになっています。リニューアルがどの部分までになるのか、気になるところ。
ちなみに、山陽電車 板宿駅の改札前には電車型の売店があります。
せっかく繋がってるので、地下鉄側も地下鉄バージョンの売店とかできたりしたら楽しい駅になりそうですが、近すぎて無理かな…。
地上への出入口です。こちらも今は「板」っぽさはないですが、リニューアルで木調のデザインになる予定。
一足早く市民が選んだデザインにリニューアルが進んでいる新長田駅では、出入口は当初のデザイン案とは少し変わる形で工事が完了してます。板宿駅は、どんな感じに仕上がっていくんでしょうか。
今年度中に設計作業が終えて、2025年度末に完成するよう工事が進められる予定です。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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