
ポーアイに本社があるフジッコが、丹波黒豆の苗植えから収穫までの「農業体験」と、日本の文化やおせち料理を学ぶ会をセットにした全4回の「丹波黒育成体験プログラム」を開催するそうです。
丹波黒育成体験プログラム
2025年6月7日(土)・8月23日(土)・10月18日(土)・12月6日(土)
フジッコ本社、丹波篠山市内など
神戸市中央区港島中町6-13-4
画像:左は兵庫県公式サイトより
今回苗植え・収穫までの農業体験ができるのは、黒大豆のなかでもとりわけ粒が大きく、ふっくらとやわらかい丹波黒黒豆「丹波黒」。
この黒豆を使ったフジッコの「おまめさん 丹波黒黒豆」は40年以上親しまれているロングセラー商品なんだそう。
今回の体験プログラムでは、農業体験と座学を全4回にわけて実施します。丹波黒黒豆の生育過程を体験することで、自然の恵みや生産者への感謝の気持ちを養うことが目的なんだとか。
6月:苗植え体験、手より体験、おまめの学校①
6月に行われる初回は、バスで丹波篠山市に向かい、苗植え体験や手より体験、丹波篠山などについて学ぶ「おまめの学校」が実施されます。講師は古屋成人さん。
講師:古屋成人さん
20代の頃から父親の手伝いをしながら農業の基礎を学びました。令和元年(2019年)に父親から農業を引き継ぎました。小規模農家ですが手間暇を惜しまず自然と向き合い丹精を込めた丹波黒の栽培を心掛けています。
【実施場所】午前 小田垣商店/午後 丹波篠山市内
【集合場所】JR三ノ宮駅周辺
【スケジュール】8:30 集合・バス移動/10:00 おまめの学校・体験/12:15 昼食/13:15 圃場で苗植え体験/14:30 終了・バス移動/16:00 解散
8月:おまめの学校②
8月はフジッコ本社にて、午前・午後にわけて「おまめの学校②」が実施されます。
スタッフによる夏の圃場報告、おまめとこんぶのお料理体験のほか、豆つかみゲームなどを楽しむ「おまめの運動会」や「デカンショ踊り体験」も。
【実施場所・集合場所】フジッコ本社
【スケジュール】9:15 受付開始/9:30 おまめの学校(午前の部)/11:30 昼食/12:30 おまめの学校(午後の部)/15:00 解散
10月:黒さや(枝豆)収穫体験、みそづくり体験
10月は、再びバスで丹波篠山市に向かい、黒さや(枝豆)の収穫やみそづくり体験ができます。
午後には何やら「おたのしみ企画」もあるみたい。
【実施場所】午前 丹波篠山市内/午後 小田垣商店
【集合場所】JR三ノ宮駅周辺
【スケジュール】8:30 集合・バス移動/10:00 黒さや(枝豆)収穫体験など/11:45 移動/12:00 昼食/12:45 みそづくり体験・おたのしみ企画/15:00 終了・バス移動/16:30 解散
12月:おせちの学校
最終4回目の12月は「おせちの学校」をフジッコ本社で開催。この半年間の体験振り返りや丹波黒のさや外し体験、書道体験などもするみたい。
おせちの学校では、おせちについて「学ぶ編」と、丹波黒の炊き方やおせちの盛り付けについて実践する「実習編」が予定されています。
講師は、神戸ポートピアホテル 和食グループ統括料理長の北原省吾さん。
講師:北原省吾さん
高知県宿毛市出身。辻調理師専門学校卒業後、県内ホテルや割烹料理店で腕を磨き、2007年神戸ポートピアホテルに調理部宴会和食副料理長として入社。2009年に同部料理長に就任。2022年和食統括料理長に就任し、現在に至る。信念は「料理人の心意気は必ずお客さまに伝わる」。
【実施場所・集合場所】フジッコ本社
【スケジュール】9:15 受付開始/9:30 振り返り・丹波黒のさや外し体験など/10:30 おせちの学校/12:00 昼食/13:00 書道体験・記念品授与など/15:30 解散
日程
①2025年6月7日(土):苗植え体験、手より体験、おまめの学校①
②2025年8月23日(土):おまめの学校②
③2025年10月18日(土):黒さや(枝豆)収穫体験、みそづくり体験
④2025年12月6日(土):おせちの学校
対象
小学生の子どもと保護者
※実施内容に鑑み、小学生を対象といたします。
※全ての日程(全4回)に参加できることが条件となります。
募集定員
親子等ペア12組24名
参加費用
無料
申し込み方法
フジッコ公式サイト専用フォームから
申し込み期限
2025年5月18日(日)23:59
※募集人数を越えた場合は抽選を行います。
※結果は、5月下旬にメールでの通知を予定しています。
注意事項
・実施の詳細は、当選された方にのみご連絡いたします。
・集合時刻以外の時間は、当日の進行に鑑み、変更する場合があります。
・雨天決行です。荒天が予測される場合は中止といたします(当日集合場所での判断になる場合もございます。)
・公共交通機関を利用される場合における集合場所までの交通費、自家用車をご利用される場合における駅付近の駐車場のご利用料金はお客様のご負担となります。
大粒の黒大豆「丹波黒」はおせち料理に欠かせない食材のひとつ。古くから丹波地域で栽培され、幕府や宮中にも献上されたほか、年貢を黒豆で納めた記録も残るなど長い歴史がある兵庫県の特産品です。日本一の産地で丹波黒についての知識を学び実際に体験できる機会なので、参加してみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・フジッコ – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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