兵庫県内の『新型コロナウイルス』感染状況と、身近に感染が疑われる人がいた場合の対応方法をまとめました。【3月4日現在】

ライター:ユカコ

3月4日現在、兵庫県内では3名(西宮市 1名/神戸市 2名)の『新型コロナウイルス』の感染者が確認されました。兵庫県内の状況、身近に感染が疑われる人がいる場合の対処方法をまとめました。

神戸における対応状況や発表情報などについてはこちらにまとめています(3月3日現在)↓↓

神戸で2人目。『新型コロナウイルス』に対する神戸の対応状況や発表情報などをまとめました。【3月3日現在】

2020.03.03

国内感染の状況(新型コロナウイルス 国内感染の状況:東洋経済オンライン)を見てみると、合計の患者数は増加していますが、その日ごとの患者数は加速度的に増加していないようです。グラフにおける患者数の上限が250名と少数であるので、グラフの表現として、相対的に数が大きく見える部分もあるかもしれません。

また、PCR検査数の推移から検査意識の高まりが読み取れます。患者の年齢に注目すると60代の患者数が最も多くなっています。横浜のクルーズ船などの例もそうですが、年齢、移動の活発性、個人の抵抗力が少なからず関係しているかもしれません。

人口密度に関わらず北海道や和歌山における感染が多いのも気になります。北海道は大規模イベントの「雪まつり」の影響や、寒冷地特有の建物の気密性の高さなども指摘されています。

雪まつり後に発症者急増 北海道、新型コロナ拡大 – 日本経済新聞

暖かくなって状況が改善されることを期待していますが、仮に、自分や周辺が感染しても適切な対処をしてお互い助け合える準備だけは必要かなと思います。

西宮市 1例目(兵庫県 1例目)

3月1日、兵庫県内で初めて新型コロナウイルス感染症患者の発生が確認されました。現在、感染経路や濃厚接触者を調査しており、調査結果を踏まえて感染の拡大防止に取り組んでいるそうです。

【年代】40歳代
【性別】男性
【居住地】西宮市内
【症状・経過】
2月23日  大阪市内の会社へ出勤(24日以降の出勤なし)
2月25日~  発熱38度台が続く
2月26日  A医療機関受診 インフルエンザ陰性
2月27日  B医療機関受診 インフルエンザ陰性、X線撮影異常なし
2月28日~  咳が出現
2月29日  A医療機関受診 X線撮影にて肺炎像あり。C医療機関(帰国者・接触者外来)を紹介。
C医療機関受診 CT検査で、すりガラス様陰影。薬処方され自宅安静による経過観察。検体採取。
3月1日 陽性判明後、尼崎総合医療センター(感染症指定医療機関)に入院中。

【行動歴】
行動歴、濃厚接触者については、現在調査中です。

神戸市 1例目(兵庫県 2例目)

3月3日、神戸市内で1例目の新型コロナウイルス感染症患者が確認されました。濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査が行われています。

【年代】40歳代
【性別】男性
【居住地】神戸市内
【症状・経過】
2月27日  発熱(37.5℃)あり、咳症状なし。
2月28日  A医療機関を受診。
2月29日、3月1日  A医療機関 電話にて状態確認。
3月2日  A医療機関よりB医療機関を紹介。B医療機関に入院。発熱(38℃)、軽度の倦怠感、肺炎所見あり(咳なし)。感染を疑うため検体を採取。
3月3日  神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検査実施し、陽性と判明(入院中)。発熱(37.3℃)容態は安定している。
【行動歴】
2月27日から3月1日  発熱。仕事を休み自宅療養。外出時はマスクを着用。
3月2日  B医療機関へタクシーで移動
その他 : 会社員、単身、海外渡航歴なし。

神戸市 2例目(兵庫県 3例目)

3月3日、神戸市内で2例目の新型コロナウイルス感染症患者が確認されました。濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査が行われています。

【年代】40歳代
【性別】女性
【居住地】神戸市内
【症状・経過】
2月21日  咳症状、全身倦怠感
2月22日から27日  症状消失
2月28日  咳、全身倦怠感 増悪
3月1日  発熱(37.4℃)、咳症状。
3月2日  発熱(38.8℃)、咳症状が悪化。大阪市保健所より神戸市保健所に連絡があり、本人に連絡。神戸市帰国者・接触者外来に受診調整。
3月3日  全身倦怠感 
A医療機関を受診。感染を疑うため検体を採取。神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検査実施し、陽性と判明(入院中)。発熱(38.8℃)、咳症状継続、容態は安定している。
【行動歴】
2月15日から16日  大阪市内のライブハウスのコンサートに参加
2月29日  自宅療養。
3月3日  A医療機関に自家用車移動。
日頃からマスク着用。移動は公共交通機関を利用
その他 : 会社員、同居家族あり、海外渡航歴なし

※濃厚接触者については職場の調査を行う

ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合

厚生労働省から発表された家庭内で注意すべきポイントとして以下の8つが挙げられています。

ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合
家庭内でご注意いただきたいこと8つのポイント

1.部屋を分けましょう
・個室にしましょう。
食事や寝るときも別室としてください。子どもがいる方、部屋数が少ない場合など、部屋を分けられない場合には、少なくとも2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします。寝るときは頭の位置を互い違いになるようにしましょう。

・ご本人は極力部屋から出ないようにしましょう。
トイレ、バスルームなど共有スペースの利用は最小限にしましょう。
2.感染者のお世話はできるだけ限られた方で。
心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、
妊婦の方などが感染者のお世話をするのは避けてください。
3.マスクをつけましょう
・使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。
・マスクの表面には触れないようにしてください。
マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外しましょう。

・マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗いましょう(アルコール手指消毒剤でも可)。
※マスクが汚れたときは、すぐに新しい清潔な乾燥マスクと交換。
※マスクがないときなどに咳やくしゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆う。
4.こまめに手を洗いましょう
・こまめに石鹸で手を洗いましょう、アルコール消毒をしましょう。
洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください。

5.換気をしましょう
・定期的に換気してください。
共有スペースや他の部屋も窓を開け放しにするなど換気しましょう。

6.手で触れる共有部分を消毒しましょう
・共用部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
物に付着したウイルスはしばらく生存します。家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、使用量の目安に従って薄めて使ってください(目安となる濃度は0.05%です※製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25mlです。
・トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう。
タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません。感染者の使用したものを分けて洗う必要はありません。
・洗浄前のものを共用しないようにしてください。
特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどでは共用しないように注意しましょう。
7.汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
・体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。
糞便からウイルスが検出されることがあります。
8.ゴミは密閉して捨てましょう
・鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨ててください。
その後は直ちに石鹸で手を洗いましょう。

ご本人は外出を避けて下さい。ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察をし、不要不急の外出は避け、特に咳や発熱などの症状があるときには、職場などに行かないでください。


神戸市では2人目の感染者が確認され、ここが感染拡大防止の正念場だと言われている現在。感染の状況を把握し、身の回りで感染が疑われる場合は何ができるかをイメージしておくことが、感染の連鎖を断つ一歩となるかもしれません。

◆関連リンク
厚生労働省 – 公式サイト
神戸市 – 公式サイト

ユカコ
ライター:ユカコ
気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。
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