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旧居留地の「真珠会館」の解体工事が始まってる。跡地の利用について聞いてみた

今年3月に閉鎖された『日本真珠会館』は壊すことになったそうです。


神戸市中央区東町122-1

東遊園地の西側にある『日本真珠会館』は、1952年(昭和27年)に建てられ国の「有形登録文化財」にも指定された建物です。

神戸と真珠の歴史を学べる「パールミュージアム」やお店などが入っていましたが、2023年3月末をもって閉鎖されてます。

建物の雰囲気などについては、以前の記事で詳しくご紹介しています。

1階部分は工事用のパネルで覆われ、徐々に足場が組みあげられてます。

年季を感じる「日本真珠会館」の文字も、そのうち見えなくなってしまうものと思われます。

南面は、ほぼ上まで足場ができあがってきています。

この後どうなるのか気になって問い合わせてみると、やはり「解体作業」ということで、いったん「さら地」になるそうです。

老朽化で改修保存の可能性も含めて協議されてましたが、存続は難しかったもよう。

3月のお別れイベントで改めて魅力を知ったり感じた人もいたでしょうし、残念ですね。


※撮影2023年2月

跡地に関しては活用法がすでに決まっていて、新たに「パールミュージアム」として「2026年」にオープンする予定とのこと。

まだ何階建てのどんな建物になるかは公表されていませんが、「東遊園地」に続き「市役所」などの建て替えや「歩道」の整備が進むエリアですし、新たな姿となって再びたくさんの人が足を運ぶ場所になっていくのかもしれません。

◆関連リンク
日本真珠輸出組合 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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1 個のコメント コメントを残す
灘区民

3月29日に日本真珠会館の内部の写真を撮って帰りました。
ガラス研究家の内海慶一さんのブログによると、化粧室の入り口のガラスは、幻の型板の「露玉」が、使われていたそうです。貴重な物なので、後世に残していただきたいです。

2023年11月27日12:56 PM 返信