灘五郷エリアで『自動運転』の実験が行われる予定。「日産」と連携、神戸市民の「試乗」も検討中


画像:日産自動車公式サイトより

灘五郷エリアで『自動運転』の実証実験が行われるそうです。神戸市と「日産自動車」の連携により、今年10月から実施される予定です。

マップ上で薄い灰色で塗られているのが、今年度に実施予定のエリアです。

国道43号線よりも海側かつ、東は「浜福鶴 吟醸工房」、西は「神戸酒心館」のあたりまで。阪神電車の駅で言えば、大体「魚崎駅」から「石屋川駅」の区間です。

次年度以降にはエリアを拡大し、青色の丸で囲まれたあたりでの実験が検討されてます。「阪急 御影駅」や「JR・阪神 住吉駅」とのアクセスも考えていくみたい。

運行するのは「日産リーフ」1台、乗車定員は運転手を含む5名で、神戸市民の「試乗体験」も検討しているとのこと。

神戸市では「日産自動車」からの提案を受けて、市民のみならず観光客も多く訪れる「灘五郷エリア」において、自動運転技術を活用した新たな移動体験の推進に取り組むことにしたそうです。

今回の実証事業は国費に採択されていて、地域の魅力向上とともに、社会受容性や持続可能性の観点も含め、安全かつ快適な移動手段の提供を目指していきます。

役割
事業主体:神戸市
連携パートナー:日産自動車株式会社

運行車両(予定)
車両名:現行「日産リーフ」
車両メーカー:日産自動車
台数:1台
乗車定員:5名(運転手含む)

実証事業のスケジュール(予定)
2025年10月~12月 準備運行 ー テスト走行による課題洗い出しと対策
2026年1月~2月 実証運行・試乗運行 ー 神戸市民の試乗体験も検討中

実証運行・試乗運行のルートや日程などは、決定後にお知らせがあるそう。

神戸市は将来的に目指す姿として「灘五郷での実証実験をふまえて同エリアでの社会実装を実現するとともに、ニュータウンなど生活の足として必要となる地域公共交通において自動運転技術の導入を目指す」としています。

 

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やよい

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