
日本船籍の新たな豪華客船「飛鳥Ⅲ」が竣工したようです。
飛鳥クルーズ3番目となる「飛鳥Ⅲ」は、「お客様好みに広がる旅」をコンセプトとした、客室数381の新造客船。今年7月20日に横浜からの就航が予定されてます。
日本の著名なアーティストによる美術品・工芸作品の数々を船内に展示していることも特長みたい。

竣工にあたってはドイツ・エムデンにて、現地時間4月10日に、造船所のMEYER WERFTから引き渡しを受ける調印式が執り行われました。
式典は「飛鳥Ⅲ」の船上で執り行われ、和やかな雰囲気のもと進行されたようです。

竣工のお祝いとして実施されたのが、日本の伝統である「だるまの目入れ」。
このだるまは、2024年9月に行われたスチール・カッティングセレモニーの際に、建造の安全を祈願して作られたものです。
調印式の後には、引き渡しの際の伝統的な儀式である「国旗交換」も行われました。

初代船長は、飛鳥クルーズ 第11代船長 小久江 尚(こぐえ ひさし)さんが務めるのだそう。
「飛鳥Ⅲ」は、今年7月20日に横浜から出港する「Maiden Voyage 函館・小樽」を皮切りに、オープニングクルーズとして横浜・神戸・博多を起点に17本のスケジュールを発表し、販売を開始しています。
神戸発のクルーズは、一番早くて9月26日から始まるみたい。その他、クルーズの詳しいスケジュールや予約の空き状況は公式サイトでチェックできますよ。
船舶概要
【船籍】日本
【船籍港(母港)】横浜港
【総トン数】52,265GT
【全長】230m【全幅】29.8m【喫水】6.7m
【乗客数】740名
【乗組員数】約470名
【客室数】381室(全室海側バルコニー付き)
※2025年4月14日時点の情報です。
神戸から出港するクルーズもあるということで、その日は「飛鳥Ⅱ」のようにセレモニーなどが開催されるかもしれませんね。新しい客船が神戸デビューするのを楽しみに待ちましょう。
◆関連リンク
・A-TIMES 飛鳥Ⅲの今、をお届けします。 – 伝えたい感動がある 飛鳥クルーズ(世界一周クルーズ他) – 公式サイト
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