本記事は【甲南女子大学】の現役学生が担当しています。
【取材・記事執筆】
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 ハヤシ さん/増田のぞみゼミ 所属
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レトロ自販機の設置場所は?
阪神 深江駅から徒歩約20分、歩道橋を越え「深江大橋」を渡り、セブンイレブンのある角を左に曲がると、工場が立ち並ぶ場所に「赤い屋根のお店」があります。
入り口の横に色々な自販機が並んでいる「石田鶏卵」さん。その自販機たちの中にお目当てのものがあります。
「うどん・そば」の自販機です。現在、京都府の舞鶴と兵庫県の香美町、そして神戸市内のこの場所と、関西には3台、神戸市内ではここだけの貴重な自販機です。
この自販機で購入できるのは「天ぷらそば」と「天ぷらうどん」の2種類。そしてどちらも一杯300円です。
ボタンを押すとすぐに「できあがりまで25秒」の文字が…。
段々とお出汁の良い香りがしながら待っているとチーン!どこか懐かしい音がするとあっという間に完成です。
取り出し口を見てみるとそこには熱々の「天ぷらうどん」ができ上がっています。
自販機には割り箸もついており、目の前にはベンチとテーブルも。せっかくなのでお店の前でいただきます。
ついつい試したくなる!
いざ実食!!と思ったら、「月見」の文字を発見。
自販機が設置されているのは「石田鶏卵」というお店の前で、こちらのお店にて新鮮で美味しい卵を1個から購入することができるんです。
卵にも色々な種類があるということで、せっかくなのでうどんにトッピングしてみることに。
今回は生卵・龍の卵・高砂の夕日の3種類の卵をすべて購入してみましたが、黄身の色が全然違う!
臭みがなくあっさりとした生卵、黄身がとても濃い龍の卵と高砂の夕日、と手軽に卵の食べ比べをすることができちゃいます。お気に入りの卵が見つかれば1パック購入することもできますよ。
改めて、実食!
優しいお出汁がとても美味しいです。麺も少し柔らかく、どこか懐かしい味がします。
かき揚げのような天ぷらは分厚く、エビなどが入っており食べ応え抜群。サクサクの状態で食べるも良し、柔らかくして食べるも良しとお好みの食べ方で。
写真ではわかりにくいですが、中には天ぷら意外に「ちくわ」や「ネギ」なども。卵を絡めて食べるとさらに美味しくなり、量もたっぷりで一杯食べると大満足です。
毎日夕方の5時頃に補充をしているらしく、何時に行っても美味しいうどんやそばが食べられます。
昔ながらの懐かしい自販機は今ではどんどんと数が減っていき、なかなか体験することができない貴重なものとなっています。
皆さんもぜひ少し足を伸ばし、貴重で美味しい体験をしてみてはいかがでしょうか。
【スポット名】石田鶏卵
【ジャンル】自販機(うどん/そば)
【住所】神戸市東灘区深江浜町110-2
【電話番号】078-411-1372
【営業時間】6:00~20:00(自動販売機は24時間稼働)
【定休日】日曜日(自動販売機は24時間稼働)
【リンク】–
【駐車場】なし
※紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。また、神戸市内の開店・閉店情報、イベント、街の変化など、情報を求めています。ぜひ情報提供をお願いします。
昼間は雀がたくさん集まってきます!数cmのうどん1つおすそわけすると、そりゃもう、大騒ぎ!
25年ほど前にお昼は良く利用してたのですがまだあって驚きです。
自販機が健在なうちに機会があればまた行きます。
香美市になってます。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
「うどん・そば」の自販機は、最初は川鉄計量器株式会社が製造していました。