丹波篠山市発祥「世界最大級」の黒豆『丹波黒』の出荷が最盛期を迎えてる。お正月のおせち料理に

ライター:ゆう

兵庫県丹波篠山市では、お正月のおせち料理などに使われる特産の黒大豆『丹波黒』の収穫・出荷がピークを迎えています。

丹波篠山市が発祥『丹波黒』は、日本農業遺産にも認定された逸品。世界一とも言われる粒の大きさをはじめ、ふっくら・もっちりした口当たりの良さが特徴です。

丹波篠山特有の寒暖差のある気候と粘土質の土壌で栽培される『丹波黒』。その歴史は江戸時代にまで遡り、幕府への献上品としても重宝されてきました。

12月に入り収穫・出荷作業の最盛期を迎え、十分に成熟して茶色くなった株を大型のはさみを使って刈り取る作業を市内各所で実施中。

刈り取った黒大豆は、しばらく畑で乾燥させて、専用の機械で粒を取り出したあと選別して出荷されます。

一般的な黒大豆は開花から成熟するまで約70日かかるのに対し、『丹波黒』は約100日と長く、30日近くも多く養分を蓄積しながら成熟し、粒が大きく成長するんだとか。

その分、栽培に多くの手間と時間が必要なことから「苦労豆」とも呼ばれています。

今年は、夏場の猛暑と少雨の影響で生育に少し遅れがあったものの、ここ最近の冷え込みで熟成が進み、例年どおり甘みの強い、大粒の黒大豆が収穫されているそうです。

ふっくら・もっちりした口当たりの良さが特徴の『丹波黒』。お正月のおせち料理などで食べてみるのも、お正月休みに丹波篠山におでかけしてみるのもいいかもしれませんね。

◆関連リンク
黒豆のお話 日本一の評価「丹波黒」/丹波篠山市 – 公式サイト

 

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ゆう

神戸で生まれ育った神戸っ子。趣味は、自然に癒やされながらの散歩とサイクリング。プリンが大好物のよく笑う人です。

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