再開発が進む「新港第1突堤」にできたフェリシモ本社ビルの2階に、世界のチョコレートパッケージを収集・展示する『felissimo chocolate museum(フェリシモ チョコレート ミュージアム)』がオープンしました。
神戸市中央区新港町7-1
『フェリシモ チョコレート ミュージアム』がオープンしたのは、フェリシモの新本社ビル「Stage Felissimo(ステージ・フェリシモ)」の2階。
開館時現在は、12,000点以上・500ブランドのチョコレートパッケージが集まっています。
チョコレートを愛する人々とともに「世界で最も多くのチョコレートパッケージをコレクションするミュージアム」をつくることを目指しているんだとか。
ショコラティエの想いや創造性があますことなく表現され、チョコレートの「衣装」ともいえる「チョコレートパッケージ」の収集をオープン後も継続して行っていくそうです。
館内には、世界のチョコレートパッケージ展示エリア「symphonic forest」、さまざまなジャンルのアートとのコラボレーションを軸にした企画展を行う「art square」、来館者とミュージアムの交流の場を目指している「imagination picnic」など、7つの展示室があります。
現在は2つの「企画展」と1つの「常設展」が開催中です。
企画展1:The flow of sweet time -FRANCK MULLER 至福の時-
【期間】2022年3月21日(月・祝)まで
【概説】世界的な「機械式腕時計」の作り手・フランク ミュラーが、日常の時間の過ごし方のひとつとして、スイーツを愛でる時間や豊かな時を楽しむ空間を提案。
素材や製法にこだわったチョコレート菓子の数々は、時計づくりの本質に則って、日本文化への理解や自分自身の人生を大切に生きるという理念から誕生しました。「しあわせな時」「至福の時」とは、どのような『時』か問いかける企画展です。
企画展2:AMAI -Valerio Berruti の世界-
【期間】2022年9月23日(金)まで ※3月22日以降展示替えを行う予定です。
【概説】イタリアの美術家、ヴァレリオ・ベッルーティの展示会です。カカオ豆を運ぶ袋の素材「ジュート」に興味を持ち、ジュートキャンバスにフレスコ画を長年描いてきました。本展のために特別にキャンバスとして選んだアルミニウムペーパーに描いた作品も展示。
タイトルの「AMAI」は、日本語の「甘い」とイタリア語の「愛おしい」を意味するダブルミーニングの単語です。自身の子どもたちを被写体とした作品で、チョコレートも子どもたちも『甘く、愛おしいもの』であることを表現しています。
【常設展】想いから生まれるパッケージデザイン -小山進 クリエイションの軌跡-
【期間】2022年3月21日(月・祝)まで
【概説】「パティシエ エス コヤマ」のオーナーシェフ・小山進氏が、これまで世に送り出してきたチョコレートのパッケージを展示。
本展では、ショコラティエとして世界中から注目を浴びている小山氏が、チョコレートと同じぐらい重要な存在としてこだわり続けてきた「パッケージ」を年代順に展示しながら、小山氏のクリエイションの軌跡をたどります。
来館予約は公式サイトにて、来館30日前から予約・購入が可能。2022年3月21日の購入分まで「開館記念価格」でチケット予約ができます。
開館時間
11:00~20:00(日曜 18:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日(祝休日の場合は翌日)※年末年始及び年2回のメンテナンス休館を予定
料金 ※開館記念価格
一般 1,000円/学生(中学生・高校生・大学生)800円/小学生 300円/小学生未満 無料
※2022年3月22日(予約)購入分より正規料金(一般 1,500円/学生 1,200円/小学生 500円)となります
入館予約
フェリシモ チョコレート ミュージアムの公式サイトより事前予約制
世界中のチョコレートパッケージが一度に見られるのはおもしろそう。今後どんな展示がされていくのか楽しみです。
10月29日(金)には新港エリアに、水族館をメインとしたアミューズメント施設『神戸ポートミュージアム』もオープンしてますよ。
◆関連リンク
・felissimo chocolate museum – 公式サイト
ふうか
基本どこへ行くのも徒歩で移動します。
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